表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/96

えっと、、、大火事ですね。

『嘘だっ!』


『ふん、奴隷風情が私に逆らうからだ。さあ、、ヨワ。改めてお前を娘として迎えてやる。この地下世界にいるならば、不便はさせんぞ?』


『六村、、、あなたがこの世界を作った事情については同情の余地はあるけど、、、その子どもらに罪はないと思うの。』


『うるさい!ミーナのお腹にいた子どもは、、弥生はこの世界を見ることなく死んだんだ!!関係ない子どもがだ!だとしたら矛盾してるだろうっ?!』


『復讐じゃあ、、、何も生まれない。正しく断罪すべきよ。』


『ヨワ?どういう・・・・・。』


『この世界はね、、、六村の敵の集まりなの。』





私はケイに話しをした。




『そ、、そんな、、、あんなクソ親父のせいでお姉ちゃんは!!』


『そうだ、北川ケイ。恨むべきは私でなく、貴様の父親だ。父親が正しければ、、何も起きなかったのだ!』


『でも、、、、六村。あなたのせいで、、、ヨミは死んだ。』


『ヨミとて!ヨミとて、父親がクズでなければこんな目に合わなかっただろう?その上で、、、貴様らとの敵対を選んだのはヨミだ。』


『話にならないわ。』



『無論、議論する必要はない。お前はこれから死ぬ。』



『ケイは殺させない。』


『ヨワ、、、』


『ケイを殺すなら私も死ぬ。』


『むむ、、、』




六村は、ホース先を遠方の集落に向ける。

ホース先からは火炎が放射される。




『ああああああ!』

『熱い、熱い、熱い!!』

『嫌だああ!死にたくない!』




集落から聞こえる悲鳴。


『ヨワ。貴様がその反逆者を庇うならこうするまでだ。また貴様の善意が人を死なせていく。ヨミのように!!』



『ああっ、ああ!!!』


『ヨワ。しっかりしろ。あんな男の妄言に耳を傾けるな!!』


『私のせいで、、、』


『そうだ。私の元に来れば、、、これ以上の犠牲者は出ない。特別にケイも許そう。』



目眩がする。

焦点が合わない。

ここで、私が六村の言いなりになれば、、みんな助かる。



『ヨワ、、、ダメだ!!違と、、、違と幸せになるんじゃないのかっ!』


『でも、、違ちゃんは、、死んじゃった。』


『そう死んだのだ!ヨワ!貴様を愛するのは私1人でいい!!』



一歩前に進む。

気がつけば炎は燃え広がっていた。

断末魔があちこちで聞こえる。



『私が、、、私が行かなければ、、、みんなが、、』


『ほら、早くしろ!犠牲者が増えるだけだぞ?』





『ヨワ!!』


私が走り出していた。

もう死なせてはならない。

私なんかのせいで、ヨミも違ちゃんも死んだ。

嫌だ。

誰からも愛されなかった人生。

あの男は外道だけど、娘にならないかと

私を彼なりに愛してくれる。


だから私はーーーーーーー





彼の元へ戻った。



『ふふ。よく来た。これでお前は私のものだ。だがな、、ヨワ。良くない子だ。お仕置きが必要だとパパは思っている。』



ホース先はケイの方に向く。




『お友達にはさようならを言いなさい。』





ホース先から火炎が吹いた。




『いやああああああああああああっ!!!』





一帯は火炎に包まれた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ