えっと、、、大火事ですね。
『嘘だっ!』
『ふん、奴隷風情が私に逆らうからだ。さあ、、ヨワ。改めてお前を娘として迎えてやる。この地下世界にいるならば、不便はさせんぞ?』
『六村、、、あなたがこの世界を作った事情については同情の余地はあるけど、、、その子どもらに罪はないと思うの。』
『うるさい!ミーナのお腹にいた子どもは、、弥生はこの世界を見ることなく死んだんだ!!関係ない子どもがだ!だとしたら矛盾してるだろうっ?!』
『復讐じゃあ、、、何も生まれない。正しく断罪すべきよ。』
『ヨワ?どういう・・・・・。』
『この世界はね、、、六村の敵の集まりなの。』
私はケイに話しをした。
『そ、、そんな、、、あんなクソ親父のせいでお姉ちゃんは!!』
『そうだ、北川ケイ。恨むべきは私でなく、貴様の父親だ。父親が正しければ、、何も起きなかったのだ!』
『でも、、、、六村。あなたのせいで、、、ヨミは死んだ。』
『ヨミとて!ヨミとて、父親がクズでなければこんな目に合わなかっただろう?その上で、、、貴様らとの敵対を選んだのはヨミだ。』
『話にならないわ。』
『無論、議論する必要はない。お前はこれから死ぬ。』
『ケイは殺させない。』
『ヨワ、、、』
『ケイを殺すなら私も死ぬ。』
『むむ、、、』
六村は、ホース先を遠方の集落に向ける。
ホース先からは火炎が放射される。
『ああああああ!』
『熱い、熱い、熱い!!』
『嫌だああ!死にたくない!』
集落から聞こえる悲鳴。
『ヨワ。貴様がその反逆者を庇うならこうするまでだ。また貴様の善意が人を死なせていく。ヨミのように!!』
『ああっ、ああ!!!』
『ヨワ。しっかりしろ。あんな男の妄言に耳を傾けるな!!』
『私のせいで、、、』
『そうだ。私の元に来れば、、、これ以上の犠牲者は出ない。特別にケイも許そう。』
目眩がする。
焦点が合わない。
ここで、私が六村の言いなりになれば、、みんな助かる。
『ヨワ、、、ダメだ!!違と、、、違と幸せになるんじゃないのかっ!』
『でも、、違ちゃんは、、死んじゃった。』
『そう死んだのだ!ヨワ!貴様を愛するのは私1人でいい!!』
一歩前に進む。
気がつけば炎は燃え広がっていた。
断末魔があちこちで聞こえる。
『私が、、、私が行かなければ、、、みんなが、、』
『ほら、早くしろ!犠牲者が増えるだけだぞ?』
『ヨワ!!』
私が走り出していた。
もう死なせてはならない。
私なんかのせいで、ヨミも違ちゃんも死んだ。
嫌だ。
誰からも愛されなかった人生。
あの男は外道だけど、娘にならないかと
私を彼なりに愛してくれる。
だから私はーーーーーーー
彼の元へ戻った。
『ふふ。よく来た。これでお前は私のものだ。だがな、、ヨワ。良くない子だ。お仕置きが必要だとパパは思っている。』
ホース先はケイの方に向く。
『お友達にはさようならを言いなさい。』
ホース先から火炎が吹いた。
『いやああああああああああああっ!!!』
一帯は火炎に包まれた。




