私の恋
『たぶん、、死ぬのかな。』
この世界では、ゲームをやり続けなければ拘束される。
そして、労働力にされる。
労働力として役に立たなければ、モンスターとして認識される。
私の人生はなんだったのか。
ふらふらと部屋を歩き回る。
『ふふ、、、ふふふ。』
本棚にうなだれるように、寄りかかる。
『私ってなんなんだったのだろう。』
人生はこんなふうにあっという間に袋小路に迷い込むことになるのだ。
ヨミはあっさり死んだ。
私が斬り殺した。
私は人殺しになり、私も死ぬかもしれない。
『はあ。』
ばさり。
何かが落ちた。
大きめのアルバム。
中学時代のものだ。
『この頃は良かったな、、、、』
中学時代の私は、今とそんなに変わらなかった。
『また、引小森さん一位だったのね。』
『すごいよね。』
『でも、引小森さん勉強だけだよね。』
『本当。感じ悪いっていうか。』
私には、味方がいなかった。
正確には、中学3年生になってからは1人だった。
中学3年生までは、、、
アルバムを捲る。
1枚目に貼っていたのは、、、
私が恋していた女の子の写真だった。
なんで忘れていたのだろうか。
いや、忘れたかったのだ。
だって彼女は、今。
『違ちゃーーん!』
『な、何?余さん。』
『いや、ご飯一緒に食べようよ?』
『いい。私は1人で食べるわ。』
子犬のように付き纏う。
全くメリットがない。
だって私はクラスで浮いていて、
感じが悪くて、、、
『そんなこと言わないでよー。違ちゃん、かわいいんだから。』
『・・・・・。』
しまった、、、口に出ていた。
思ったことを後先考えずに、話をしてしまう。
『はあ、、、』
頭を抱える。
『ご飯一緒に食べよ?』
『だから、私は雑談とか話続かないから、、一緒にご飯食べても面白くないわよ。』
銀髪のサラサラした髪。
すらっとしたスタイル。
彼女の名前は・・・・・
アルバムを捲る。
クラス名簿にはその名前がある。
いなくなったあの子。
『余夜和ちゃん。』




