表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/96

私ら、殺しちゃった?

『くっ。警邏兵どんどん溢れてくるな。』


『メスをふるい続けるのみ!』



『トラップ、足りるかな、、はあはあ。』




リリアの呪いを届ける先の町の手前だった。





『愚か者め。なぜ?免罪符を使わなかった?私の目が節穴かと思ったのか?』







ロックハートは全てを把握していた。 

この地下世界では、免罪符を使わない限り

どうやら追い回される運命のようだ。




『お前らをモンスター如きで倒せると踏んだの見くびりすぎたようだったな。』




『ヤバっ!!』


警邏兵の一振りが頬を掠めた。



シュッ!


『ぐあっ!』



『違!大丈夫?』


ヨミのメスが警邏兵に突き刺さった。




『ああ、大丈夫だ。』

『死ねい!』

『はっ!』






警邏兵の眉間に銃槍が開く。






『オラっ!なめんなよ!』


ケイは二丁拳銃で対尾する。



『ぐあっ、』

『ひいっ!』

『ロックハートの警邏兵も大したことないなっ!』

『ありがとう、ケイ。トラップ発動!』


簡単なトラップだ。

まあ、端的に言えば地雷だ。



爆発音があたりで空を唸らせる。



『ちょっ、違!危ないよ!巻き込まれるからっ!』


『ご、ごめん。』


『しかし、キリがない。何人警邏兵を連れてきてるんだ!?』



そう。




斬っても、倒してもどんどん湧いてくる。

設定が鬼だ。

トップランカー級でも難しいのだ。

これは単に戦力差でなく、戦略が必要に思える。






あたりを見渡す。

警邏兵が沸いているのはどこだ?

森の中だ。





しかし360度囲まれているわけではない。

要するに進行方向からしか来ていない。



『なあ、ケイ?この進路自体間違いなんじゃ、、、』


『しかしここ以外入れるルートは、、、』





ケイが口に手をあてる。







『無いわけでもない。ただかなり遠回りだし、ドラゴン級のモンスターが現れる噂もあるが、、、このルートなら町の裏山経由でいけるか?』



『ああ!2人とも話してないでなんとかこいつら押し返してよ!』







進行方向からうじゃうじゃ。

逃げ切れるか?


否。








『ああ!邪魔、邪魔!じゃまあああ!!』


ヨミはメスを一心不乱に振るう。



『ぎぇっ!』


『ああ!腕がっ、腕があっ!』





近づく警邏兵は切り刻まれた。


『進行できないようにするしかないか、、ヨミ!ケイ!時間稼いで!』


『何か妙案が!?』


『さすが、違!』


『えっと、この辺の木で道を塞ぐわ。』


『はい?』


『進路を塞ぐ。それしかない。そのあとのことは別ルートで町に入るわ!』



『無茶苦茶だが、仕方ない!ヨミ行けるか!?』


『誰だと思ってんの!?任せなさいっ!』




ケイは銃弾を撃ちまくる。

ヨミはとにかく切り刻む。



『ぐあっ!』

『い、痛い!』

『ひいっ、死にたく、、な、、』


警邏兵達の死ぬ際のセリフが、妙に生々しい。



『トラップ発動!』



あまり聞きたくないが、これで最後だ、、


木々に取り付けた地雷を強制的に爆破する。




『わああっ!』

『ひいいっ!』

『あがっ!』



『むむ、、小癪な!行け!あいつらを殺せ!さもなくば貴様らは、、』




ロックハートが発破をかけるも時既に遅し。

多くの警邏兵を下敷きにして進路は倒れた木々によって塞がれた。













『血生臭いわね、、』


『うん、、なんか妙にリアル。』



『本当に死んでたりして。』


『だとしたらさ、、、』

















『私ら人殺しだよ?』


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ