↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
7/176

第五章 風と土の特訓

一週間目は、風だ。


「気を巡らせて、押すんじゃ。押すだけよ」


押した。


テントが、飛んだ。

買い出し袋も、飛んだ。

メレオスも、浮かんで笑っている。


「ぶわっはは!イメージがデカすぎるわ!」


飯を追いかける。カレーの具材が、谷へ落ちる。


浮かんだまま、メレオスが谷を指差した。


「回収は、お主の仕事じゃ」


分かってる。


十日目には、焚き火を揺らすくらいで止められた。


「ウィンドカッター」ぐらいは、出来るようになりたい。


***


二週間目は、土だ。


「足元を、柔らかくイメージせい」


柔らかくした。


ずぼっ!


自分が、落ちた。


穴の縁から、金色の頭がのぞいた。


「ずぼっ、と行ったのう。ぶわっはは!」


「笑うな!わざとだろう!」


穴から出るのに、三十分かかった。


それでも、穴を自分のサイズで止められるようになった。

埋まるのは、まだ得意だ。


試したいことがある。


土と言ったら「ストーンウォール」だ!


「ストーンウォール!」


石壁が目の前に立ち上がった。


メレオスが、壁を下から上まで眺めた。


「ほう、やるのう。イメージが出来とる」


だてに、ラノベと深夜アニメは見てない。


「お主、詠唱は恥ずかしいと言っておったじゃろう」


「山だからいいんだよ。誰も見てない」


風と土まで、なんとか形になった。

残るは、雷だけだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。