ある日の騎士団 18
サフラン色の栄光のおまけ集、その2。
ある日の騎士団(談)です。
騎士団やサフラニア全体の些細な(?)出来事が
垣間見えるおまけです。
時系列順にはなっていないので、昔のルーヴェリアのヤラカシなんかも見れたりします(笑)
テオが…テオが死んでしまった。
どうして死んでしまったのか、私にはわからない。
だって、怪我をした様子も素振りもなかったし、襲撃も特になくて、直前で冗談言い合って笑いながら話してたのよ。
それなのに、あんな。
本当に、色んなところから血が噴き出してたの。
最期の姿と、いつもみたいに笑っていた姿が同時に頭の中に浮かんできて離れない。
もしあれが、あの晩が最後だと知っていたなら、私に何ができたのかしら。
この想いを伝えることが出来たのかしら。
炎に巻かれながら、命懸けで私を助けてくれた勇敢な人。
私の心は、あの時からずっと貴方のものだったのよ。
でも、立場の差から諦めてた恋心。
ねえ、あの晩が最後だと教えてくれたら、私はきっとこの想いを貴方に伝えていたわ。
どうして教えてくれなかったの?
貴方と過ごした日々が、思い出がたくさん溢れて、その度に涙が流れるわ。
このままじゃいけないと分かっているのだけれど。
そう思えば思うほど、貴方を思い出してしまう。
ねえ、テオ。
私の想いは、貴方を愛する気持ちは、貴方にちゃんと届いているかしら。
はい。皆様ながーーーーーーーーーらくお待たせいたしました。
これはアルゼトが襲撃された時、サブラニアを飛び出したテオに救出されて帰国した直後のシーフィの独白です。
つまり、テオが死んだ直後です。
シーフィはテオが大好きで、テオはどう思ってたんでしょうね?
わくわくしながら読んでみよう()




