ある日の騎士団 8
サフラン色の栄光のおまけ集、その2。
ある日の騎士団(談)です。
騎士団やサフラニア全体の些細な(?)出来事が
垣間見えるおまけです。
時系列順にはなっていないので、昔のルーヴェリアのヤラカシなんかも見れたりします(笑)
サフラニア王国の第一王女であるシーフィは、隣国へ嫁ぐ為、移動用の馬車に乗り込むところだった。
そこへ、護衛騎士をしていたテオが見送りにくる。
シーフィ「あらテオ、見送りに来てくれたの?」
テオ「そりゃ、おーじょ様が立派に旅立たれるんすから、長年仕えてきた身として見送らないわけにはいかないっすよ」
シーフィ「嫌ね、別れるのが惜しいからって言えばいいのに」
テオはバツの悪そうな顔で頭を掻いてうーん、とため息をつく。
シーフィ「ねえ、テオ」
テオ「なんすか?」
シーフィ「今、帝国との小さな抗争が続いているわね。私の嫁ぐ先の国は、帝国が少し近いところにあるの、だからもし…」
テオはその先の言葉を予測し、ニカっと笑って見せる。
テオ「安心してくださいっす。もし貴女に危険が及ぶようなことがあれば、すっ飛んでって必ずお守りしますっすよ」
シーフィ「ふふ、良かった。約束よ」
二人が小指を交わした後、馬車は隣国へ向けて歩みを進めていった。
テオ(何があっても必ず守るっすよ…)
FGOのレイドに熱中しすぎて遅くなりましたごめんなさい。
いやぁ、ここのテオ君の約束がね……効きましたよね。
ちゃんと救って、シーフィが帰国するのを見届けてから逝きましたからね彼。
しかもほぼ死んでた身体で。
核爆発級の爆撃の余波を全身に浴びて山登って一晩越して下山して歩いてから死にましたからね。
なんという執念、お見事すぎる。
立派な死に様だったと思います。




