大捕物と熱烈プロポーズ(1)
しばらく間隔あきましたが、またぼちぼち更新始めます!
「えー、こちらジェラルド。お嬢様どーぞ」
「はい。こちらアリサ!どうしました?ジェラルド?」
これは風と音の魔法が使えるものが習得できる通信魔法。
ようはトランシーバーですね、はい。
「お嬢さま、本日のオークションに獣人の子が出品されました。どーぞ」
「なんですって?!獣人の他に捕まっている人はいるのですか?どーぞ」
「はい、おります。人間の子供数人。あとは・・妖精が一人・・・」
「は!?妖精???」
「はい、遠目でしか確認できておりませんが、あれは妖精かと・・」
「・・・至急、父様に報告します。あとゼファールにも。まだ時間はあるかしら?どうぞ」
「まだオークションは始まったばかりです。先に美術品の出品から始まるようですので、30分は大丈夫かと思われます。どうぞ」
「わかったわ、ジェラルド。あなたも気をつけて。またすぐに連絡します!」
「承知いたしました」
「父様!!!!!」
「どうしたんだい?アリサ?」
「ジェラルドから通信がありました!!今日のオークションに獣人の子が出品されたようです!!あと人間の子供数人――それと妖精も!」
「なに?! よ、妖精だって!?一体どうなっているんだ??と、とにかくエリックとロビンを呼ぶぞ!アリサ、君はゼファール殿に連絡を頼む!」
「わかりました、父様!」
「こちらアリサ!ゼファール様応答願います!!」
「・・・あーら。ついに来ちゃったのかしら?」
「ゼファール様、そうなのです、お願いしますクリス殿下と一緒にこちらまで飛んでらしてください!!」
「・・・はあ・・わかったわよ。ほんと人使いが荒い小娘ね」
ブツっ…。
勝手に通信を切られる。
あぁ、もう!ゼファール様は一言多い!!
しかし、今から行う救出劇にゼファールの存在は必須だ。
つい口から出そうになった暴言を飲み込む。
気を取り直して気合を入れる。
さあああって、やってやりますかね!!
誰ひとりとして逃がしてやるもんか!!!
時の客人なめんなよーーー!!




