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密偵 ジェラルド

あまりに文章が「??」なとこが多かったので直しました!笑

寝ながら書いたらダメですね。゜(゜^∀︎^゜)゜。



「いらっしゃいませ、奥様。今宵はなにをお探しで?」


「今日は「星がよく見える夜ですから」フラフラと目を楽しませに来たのですよ」


「畏まりました。奥様のお眼鏡にかなう商品を取り揃えておりますので奥へどうぞ」


そして俺は香水臭い貴婦人の手を取り微笑んだ。




そして奥の部屋に控えている同僚ニックに声をかける。


「ニック、ご案内を。ではこちらで失礼致します」


婦人の艶めかしい視線を受け流しながら俺は言った。




今日もなかなか盛況のようだな。これで15組目か。

さすがにまだ表の仕事しかさせてもらえないが、忍び込む事自体はなんてことない。


俺がこのフォーリア商会に潜り込んで3週間。


1~2週間に1回のペースでこのオークションは開催されている。


オークション会場への案内係をするのは今回で2回目だ。

1回目は怪しまれることが無い様、与えられた仕事を完璧にこなした。

2回目の今日もまだ表の仕事を任されているに過ぎない。


ずっと待ってる訳にはいかないんでね。今日は独自にオークションの内容を探るつもりでいる。



しかしだ。今回は何かと面倒事が多い。

なかなか薄暗いことをしてるだけあって、監視の目がかなり多い。


ま、ちゃんと下調べしてあるからなんて事ないけど。




暫くこの手の仕事はなかったもんだから、腕が鈍っているんじゃないかと心配したが取り越し苦労だったようだ。

感覚はすぐに戻ってきた。油断は禁物だけど。




それにしてもあのお嬢様が現れてから、なにかと騒動が起きる。

彼女は本当に時の客人なのか?

トラブルメーカーではなくて??


まあ、あんな幼い少女に文句をつけるつもりはないが、少し愚痴りたくなる位 ここには嫌な人間ばかりが集まってくる。金で全てを牛耳ろうとする最低なやつらだ。


先日俺を買いたいと言った女にはギョッとした。

おいおい、おれは物じゃねぇ、店員だぞ?

あんな視線を送られても、俺はそんな団子みたいな体には欲情しないし、そもそも俺は貴族が大嫌いなんだ。


いくら健全な年頃の男でも、貴族だけはお断りだ。

(あの女はそれ以前の問題だったけど、あー気持ち悪)





はぁ、仕事でもするか。


「あれ?包装用の袋がもうないようですよ?

倉庫に取りに行っても大丈夫ですか?」


「ああ、ほんとだな。もうこの時間だし、俺がここにいれば問題ない。悪いが行ってきてくれるか?」


「はい、いってきます」


この店の倉庫はとなりに構える一見ただの民家のような場所になっている。

そしてこの倉庫の地下こそ、オークション会場であり、その会場につながる階段がある。

逃走用のルートとして確保してあるのだろう。


さてと、ちょっくら覗いてくるかな。

薄暗いライトひとつない階段を無音で降りる。




ちょうどオークションが始まった所のようだ。


「今宵は目玉商品をご用意しております。どうぞ最後までお楽しみください!

今宵の商品ラインナップはこちらになります!!!」


俺は驚いた。

ズラリと並んだ商品の中にとんでもないものが紛れ込んでいた。



「あれは…まさか妖精か?」



鳥かごのような格子がついている箱に、羽のついた小人のようなものが入れられていた。


妖精は特別珍しいものではない。

ただ、特に加護をもらえる人間はごく限られている。


まず、魔力を保有していること。

妖精に認められる基準を満たしていること。

自分と妖精の属性が一致すること。

これら全てが満たされない限り、妖精のカ護を受けることはできない。

加護をもらえなければ、妖精を呼び出したりすることはできない。

ようは縛り付ける事はできないのだ。



でもあれは…特殊なもので拘束されている?

何かの魔具のようだな。

まさか獣人の誘拐だけでなく、妖精まで売りさばいていたとは…。



しかし目玉商品とはあれではないらしい。




「今宵の目玉はこちら!獅子の獣人です!!」



ついに尻尾を出したか。


間違いない。

この商会で人身売買行なわれている。


客に関してはだいたい算段がついている。

会場に入るときに仮面をつけることになっているらしいが、会場に入る前の案内係を俺がやっているんだ。


さて、問題は今 俺が優先すべきは何なのかって事だな。

あーぁ、面倒な事になってきたぜ。




ついにジェラルドが暗躍?


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