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第76話 ギルドの仲間たち参上

 マリアは武道場で剣を振っていた。相手はサラの伝手で呼んだ他ギルドの剣士でいつも剣を交えている。


「マスターが休みを出しているのにそんな日も鍛錬なんて凄いね~」


 武道場の端に座っているのは金髪の女子。レンのギルドの盗賊サラである。彼女は向かいのシルフィとカードゲームをしていた。


「こう言うときでもないと鍛錬できないからな。ネコマールもそれについて行ってしまったし。男衆はどこかに行ってしまった」


「ふ~ん真面目だねぇ。アタシらには無理だよね。シルフィ」


「それよりも早くカードを引いて。終わらないから……」


「はいはい」


 サラとシルフィは遊んでいる。




 マリアはそれを見ながら目の前にいる剣士を一方的に倒していた。


「ちょ、マリアさん。強すぎでしょ!手加減してくれないと」


「あ、あぁすまない。相手がネコマールかと思っていた」


「アンタあの猫獣人にも同じことしてんすか?」


「いやアイツはあれでも故郷よりましだと言っているぞ」


「えぇ……」


 剣士は怯える。まさかあのマリアよりスパルタ訓練する者がいるとは……いや一人思いついた。この帝都警邏隊の隊長様だ。伯爵令息の副隊長をしごきあげてゴリラにしたという……




「まぁとりあえず休憩だ。サラとシルフィも鍛えよう」


「えーっ!」


 サラは不満顔だが、次の一言でより不満顔になった。


「その暇は無いわ!」


「「「フィオナ!」」」


 入って来たのは通信器具を片手に持ったフィオナだった。


「マスターが襲われてる! 」


「へ?何でレンちゃんが。ネコマールとルナもいたじゃん。こっちで対応することなくね?」


「結界が張られているけれど間から連絡してきたみたいよ」


「結界……外部からの結界?!それで男子勢は?」


「もう皆出てるみたい!外に結界を張ってる場所があるらしいからそれを破壊して欲しいって」


「破壊?それなら私たちにとってもお手の物だな!」


 マリアは意気込んで剣を鞘に納めるしサラとシルフィも渋々参加する。




 マリア達が走るとすぐにハルバードを持ったアーロンと合流した。横にはルドルフたちもいる。


「集まったか」


「うん俺様達のマスターの危機だ。すぐに向かうぞ!」


「「「了解」」」




 帝都の貴族エリアの近くは既に人が集まって来た。流石にここまで連絡が無いのはおかしいと踏んだのだろう。帝都警邏隊が群衆を押さえている。抑えながら警備兵は会話する。


「しかし何であんな貴族たちのいるパーティーで騒動なんて……」


「でもあの中にハロルド副隊長もいるんだろ?安心じゃねぇか」


「あのメンバーじゃ副隊長も相手できないさ。ギルマスが二人いるらしいけどね」


「あぁカナタ様とレンとかいうチビだったっけか?大丈夫かなぁ」


 その時ある警邏隊が一団を見つける。


「あ!あれはケルベロスのメンバー達だ!」


「すげぇもう噂を聞いて駆けつけて来た血気盛んな連中だ!」




 話を聞かずにアーロンが前に出てくる。


「よぉお前ら。ちょっと道を開けちゃくれねぇか?」


「アーロンさん。行っても良いですがあそこは結界張られてますよ?」


「そんなもの破るから関係ねぇ。俺様達は呼ばれたから押し通る。後ろに加勢できる奴らもいるしな」


 そう言ってアーロンは後ろにいたルドルフたちを指す。


「で、では案内します」


 騎士の一人がマリアやアーロンたちを中に案内した。

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