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赤いアネモネ  作者: サイダー
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ルドベキア

第五章 ルドベキア


自分は時々、性別を間違えて生まれて来たのではないかと思うときがある。自分は私じゃなくて僕なんじゃないかと。

でも、日に日にその考え方は無くなる。自分は僕でも私でもない。自分だ。

だから、女性らしい、男性らしい、と言う言葉を作ったこの世が憎くて悪くてたまらない。

自分という性別が選べる日は来ないだろうか。

アダムとイブが性別を知らなかったら。

この世はもう少し性別にとらわれない世界になっていただろうか。

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