通常魔法と忍術魔法
ステーターを確認したところで修行を始める事となった。
「さあ、修行を始めるぞ」
「...はい...」
「まずクロ、お前魔法を知ってるか?」
「...いいえ...奴隷...だったので」
「そうか。魔法とは精霊の力を借り炎や雷などの自然現象を起こす術の事を魔法と言う。しかし、魔法を使うには基本的に長い長い魔法の言葉”魔言"を唱えなければいけない。こんな風にな」
師匠はそう言うと手を前に出し呪文を唱え始めた。
”火の精霊よ我に力をお与えください 、全ての物を燃やし尽くす力を[Fire]”
すると手に突然火が発生しものすごい速さで1m近くになった。そして一馬が手を閉じると炎は消えた
「これが普通の魔法だどう思った?」
「...すごい...」
「そう、その通りだ。5秒間、魔言を唱えれば森もを焼き尽くす程の炎が出せる。しかし万能では無い。実践での5秒は長すぎる。5秒間もあれば首が...飛ぶ」
一馬は親指で首を掻き切る仕草をする。
「だから俺は忍者の為の魔法、”忍術魔法”を作り出した」
「...”忍術魔法”...」
「そうだ、”魔言”を言わずに魔法に似た物を作り出す。それが”忍術魔法”だ。見ていろ。[火龍]」
師匠の背後からとても長いヘビのような生き物が這いずり出てきた。しかも、驚いたのはそのヘビが”火”だと言うことだろう。
「これが”忍術魔法”だ。あらゆる自然現象をこの惑星の魔力を使い動物や武器の形にし、戦いに使うという物だ。俺は魔法で作る動物を”魔法獣”、武器を”魔武”と呼んでいる」
「...すごい...これは僕にも...できるんですか?」
「ああ修行すればな。この魔法はイメージが最も大切だ」
「...はい...」
「雷で出来たトラを思い浮かべれば[雷虎]ができる。ようは想像でなんでも可能と言う事だ。いいか?」
「...はい...」
「よし。まず一番想像しやすい自然現象を頭に浮かべろ。できたか?そしたら次に動物を想像しろ。イメージ出来たら魔力でその動物を構成するイメージで頭に浮かんだ言葉を言え」
「[毒鼠]」
クロがそう呟いた瞬間足元から10匹近い紫色の鼠が出てきた。しかもその鼠が立っている場所の草がなくなり土の地面が剥き出しになっていた。
「おお、やるな。では一つ勝負と行こか。[風鼠]」
そう師匠が呟くと師匠の足元から10匹の半透明の鼠が出てきた。
「俺の鼠とお前の鼠どちらが強いか勝負だ」
「...はい...」
手を上にあげ「...行け...」とつぶやくと[毒鼠]たちが師匠の鼠に走って行った。師匠の鼠に噛みつこうという瞬間。
「[針]」と師匠が言うと[風鼠]の背中から風のトゲが飛び出し[毒鼠]を串刺しにした。
「...いまのは?...」
「今のは”忍術魔術”の応用だ。”忍術魔法”は色々な応用が出来るし属性を混ぜることも出来る。自分の”忍術魔法”を見つけることだな。」
「...は..い...」バタ
そう言い残すと僕はめまいがして倒れた。
[魔力が上がりました 1248→2805]




