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私たちの住んでる町は、田舎ってほど田舎でもないが都会とはお世辞にもいえないなんだか中途半端な町だ
10時に起床とは、いったはずなのだが、時計の針は、11時を刺している
私も起きたばかりなのであまり偉そうな事は、いえないが約束を軽視しすぎてるぞコイツラ
「ほら!楓もう11時よ!今日木下に町を案内するんでしょ!」
「ん〜あと5分だけでいいから〜」
「却下!」
そういうやいなや布団を剥ぎ取りベッドから床に落とす
「いったーーーい」
「起きないからよ。さぁ木下起こしいくわよ」
「私低血圧なのよ〜」
「日光でも浴びて血を沸騰させなさい」
「カンケイないんじゃないかな」
ごちゃごちゃいう楓をひっぱり木下のいる居間に向かう
「木下〜起きてる〜」
居間のドアを開けるといいにおいが漂ってきた
「いいにおい〜」
「あ、起きたんですね。もうそろそろ呼びに行こうかと思ってましたよ〜」
「木下さん一家に一台欲しいですね」
「僕でよければいつでも家にいきますよ」
他愛のない会話をかわしつつ朝食をすませ
結局準備などをして出る頃には、12時を回っていた
「む、予定以上に時間を食ったわね」
「ナギさんが途中でリンボーダンスとかしてたからですよ」
「してないわ!」
「ナギしてたわよ」
「ですよねー」
「で、どこいくの?」
「流すんですね〜」
「流すんですね〜」
「楓も木下のまねしてないでどこいくか考えてよ」
「ん〜木下さん買い物とかしてるってことは、店のほういっても意味ないから昔遊んでたとこいかない?」
「公園とか?」
「そう公園とかナギが解剖されたビルとか」
「はぁ?!なんであそこいかなきゃいけないのよ」
「いろいろナギのことしってもらわないと」
「どうせみんな信じないくせに」
楓が解剖といったときに木下が悲しい顔をしたのを楓は、偶然みてしまった。
なんだかすごく嫌な気配がした。まるで、今日ですべてが終わってしまうような
「楓?どうしたの?」
「あ。なんでもない。ちょっと考え事」
「優等生は、やだねぇ〜どうせ試験のこととかでしょ?」
「ちがう・・・・・・わないわね。ナギももう少し勉強できればねぇ」
「ひど!木下もなんかいってやってよ」
「楓さん!ナギさんは、元気なバカなんですよ!」
「フォローになってねぇええ」
本当になんでもない会話を続けて、公園やそこらへんを歩いた
そしてナギの解体されたビルへと着いた
「じゃあ、ナギ説明してあげて」
「信じないくせに」
「まぁまぁナギさんはなしてくださいよ」
「昔、そうねちょうど10年前ね、楓とここに遊びにきたのよ。近所でも有名な廃墟ビルだしね。来たのは、いいけど楓は、入り口で足が震えちゃって可愛かったわ」
「茶化すな」
「はいはい。まぁ結局私一人で入ったの、ちょうど屋上についたときに白衣の人が私を取り押さえて私にナイフをさしたのでも自然と痛みもなかったし。むしろすっきりした気分だったの、まぁそこで記憶がなくなって、気がついたら屋上で泣いている楓に介護されてたわけ」
「だから解剖ビルっていわれてるのよここ」
「まぁそれからしばらく解剖女ってあだ名だったのは、いい思い出ね」
「私なんてサンプル2だったのよ。なによ2って」
私と楓は、笑い会っていたが木下だけは、笑わなかった
「ん?木下どうしたのよ。難しい顔しちゃって」
「え!?嫌なんでもないですよ」
「ナギちょっとのど渇いたから、ジュースかってきて」
「そんなの木下にいかせればいいじゃない」
「ここらへん木下さん知らないじゃない。それに木下さんと二人で話したいの!気きかしてよ」
「な!なにをいってんのよ楓」
「ね?お願いナギ」
「恋の告白は、いつも突然にスリリングに〜」
「歌うな!まぁべ、別にいってきてあげるわよ」
どう考えても彼氏をとられた彼女のようにむすっとしていたがあとで謝ればいいか
「楓さん。お話ってのは、なんですか?」
「木下さんあなた、怪しすぎるのよ」
急に空気が重くなるのを感じた。
さっきの言葉を笑って済まして、ナギの帰りを待っていることもできるかもしれない
でも、ここで引くことは、できない。もう目の前でナギを殺されるわけには、いかないんだから
「さっきナギは、私は、一人でここで待ってたっていってたけど私は、ナギが心配でついっていってたのよ。今までおもいだせなかったけど、あの大人達の中にたしかにあなたは、いた!」
「・・・・・・・・・・・・・・」
木下は、沈黙を守っている。ここで、笑いながら否定してほしかった。見間違いですよって
「本当のことをお話します。今日この場所で、ナギさんは、死にます」




