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常識  作者: 孤軍
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納得がいかない。あの後木下は、ママの介護が幸いしたのか、なんとか立ち上がり、そのまま家に上がりこんできた。

一応居間にいる木下に聞こえないように小さな声で

「ねぇ!ママアイツ絶対ストーカーだよ!そんな目してるもん」

「そんなこというもんじゃないわよ!まったく空からストーカーがくるもんですか。」

「でもぉ・・・・・変なメール送ってきたんだよ!」

「・・・・・・昼ドラ展開になりそうね・・・・・・くぅぅぅうううう興奮してきたぁあああああ」

あ、完全に目が向こうの世界にいっている。40代に手が届きそうなのに、まだコミケでマンガを売ってるだけあるなコイツ

こういう時にまともな私がちゃんと追い出さないと。

「木下!問題だ!京都では、お茶漬けを出されるとはよ帰れって意味になるの」

「へぇ。。。。昔の人は、とても不思議なことをしますね」

「でね?今、ちょうど木下にお茶漬けを出したい気分なのよ?」

「わーーありがとうございます。お腹すいてたんですよーー」

「へぇそうなんだ。食わしてやるからはよ帰れ」

ゴッチンまたわたしの頭に拳骨が落とされた

「まったく、お客様になんてこというの!ごめんなさいね?今から夕飯の準備するから、たべていってね?」

「はい!」

「お茶漬け用意するのね!」

「ナギあんまりしつこいと晩御飯抜きよ?」

「あははははナギさんは、おもしろなぁ」

「マジでいってんのよ!ママ寛大すぎるわよ!」

「まぁそんなことよりも聞きたいことあるんじゃないの?」

「え?聞きたいこと?あ、なんで空から降りてきたのよ!」

「馬鹿、そんなこと後回しよ!まったくこのコったら、まず最初にカノジョいますか!でしょ!」

・・・・・・・・・・・合コン会場だったかなここって?そうか、出会いの場で、そこに颯爽と現れる男そりゃあとりあいry

「ってそんなことのほうがどうでもいいじゃない!」

「まぁまぁ二人とも、落ち着いてください。えっと空から降りてきたのは。大気圏の辺りに転送したからです。大気圏は、ちょうど転送するのに適しているので、でカノジョですが・・・・・・いまフリーです!」

なぜコイツは、今親指を立ててこっちをみているのだろうか。そしてママは、これは、もらったって顔をしてるのだろうか。

「えっと木下さんでしたか?今空いているお部屋がないんで、今日は、ナギと一緒に寝てもらえますか?」

「なんで!?つうかなんで泊めようとしてるの!?ていうか、泊めるとしても部屋あまってるじゃん?!」

「・・・・・・ほら。。。。。。正宗もって出て行った馬鹿を切ってたら、血だらけになちゃって・・・・・・・てへ」

「あははっはよくありますね。そういうこと」

「ねぇよ!!!」

「ですよね〜」

「だからねえって!」

「もう、ナギは、もう少し他の家庭をしったほうがいいわよ?あ、それとパパもうそろそろ手当てしないと死んじゃうかもしれないから手当てしてあげてね。その間に気合いれて料理作るから」

「何片手間扱いしてるの!?しんじゃうんだよね!?」

「・・・・・・・あと10分で致死量ね。ナギこれだけは、言っておく、パパが死んでもあなたのせいじゃないわ」

「ママのせいだからね!あーパパ死なないでぇえええええ」

「あ、僕もお父さんの手伝いしてきますね。」

「あら?いいの?ありがとうたすかるわ〜」


なんとか一命を取り留めたパパを寝室に寝かせ木下と一緒に居間へ、向かう

「あんたなかなか傷の手当て手馴れてるわね」

「だから何回もいってるじゃないですか。よくあることなんですって」

なんか本当によくあることに思えてきた・

居間に入るとすごくいいにおいが立ち込めている

「本当にはりきってつくったんだ」

「当たり前よ!木下さんすいませんが飲み物が、赤マムシとすっぽんの煮汁しかないの・・・・どっちがいい?」

「どういう家なの!?さっきお茶あったじゃない!つうか同考えても私を襲わす気だろ」

「おかあさん、僕もさすがに怒りますよ!赤マムシに決まってるじゃないですか!」

「若いっていいわねぇ」

「あんたもなに今夜頑張ろうとしてんのよ!?」

「出されたものは、全部食べるのが当たり前です。人間だって同じです。意味が違いますけどね」

なんで親指たててこっちみてるんだろうか。きめ台詞みたいにいいやがって

「私は、いないとおもってここではじめてもいいのよ!」

「ママ?とりあえずビデオ置こうか?はじめないし、食事中になにいってるのよ!」

「は、初めてなんで、やさしくお願いしますね」

木下ぁあぁあああああ何で、頬を紅くしてんだぁあああああああ

ジィィィィイィイイイ。ついに回り始めるビデオ

まずい!このまま流されては、私の貞操が危ない。つうかなんで木下赤マムシ飲んでんだよ。

「あ、私楓の家に今日泊まる約束してたんだった」

「ナギ・・・・・・・・・それは、私に木下さんをくれるってこと?」

「や、やさしくしてくださいね」

また頬を紅く染める木下

クッこのままじゃ私の家がピンチだ。話を変えて木下を帰らそう

「そういえば、木下?あんたの服ってかわってるわね」

「そうですか?ファッション雑誌毎週みてるんでそんなにおかしいって格好じゃないですよ?」

「むしろ私は、かっこいい思うわ。あぁあああああああ次のコミケに出品したいくらい」

シカトしとこう。

「なんていうんだろ。昔のパーティー会場から逃げ出したみたいね、タキシードにそのシルクハットって」

「パーティーですか?いやだなぁ。パーティーの正装っていったらアロハじゃないですか」

「そこで乱れる男女!?」

ママが完璧に向こうの世界からかえってこない、てゆうか口に出すなよ

「あんた未来からきたっていってたけど、本当なの?証拠は?」

「ありますよー未来の道具をいっぱいもってきたんで、みせてあげますね。」

そういうとシルクハットのなかをごそごそする木下

「これなんてどうです?このシールを靴に貼るだけで、空をあるけます」

「うさんくさい」

「じゃあやってみせますね。浮くってより、足が空で固定される感じなんですよ」

そういうと木下は、階段上るしぐさをした。普通ならそこで終わりだ、しかし木下の体は、どんどん上に上がっていく天井に軽くタッチをして帰ってくる

「どうです?すごいでしょ?」

「まっまあっまままママ!?見た今の空あるいたよ!?」

「ナギ!!!今それどころじゃないの!!どっちが受けか攻めか考えてるんだからあとにして!!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・当分現実世界に返ってこないでほしいと心のそこから

・思ったがくちには、出さなかった。そんなことより道具のことを知りたい

「他は?他は?」

「そうですねーあ、恋のキューピットって道具ありますよ?」

「みたいみたい!!」

「えっとまってくださいね?んっとこれじゃなくてこれかな?」

そういいながらシルクハットの中をゴソゴソと探し熊の首を出した

「すっごいデザインね・・・・・・・・」

「あ、これ違います。間違えました」

そういうとまたゴソゴソやりだす

「これです。今度こそ間違いないです」

そういうと弓を出した。矢の先端がハートマークで、全体的にピンクで、女の子が好きそうな色合いだ

「へぇー、結構、かわいいかも」

「かわいさをアピールするように作ってますから」

なぜか自身満々だ。

「どうやるの?」

「まず、このシールを相手の胸に貼ります」

あ、これもハート型なんだ。こういうの結構スキかも。胸にはってっと

「で?どうするの?」

「矢を放ちます。そうすると相手のシールめがけて刺さります」

「へーそれで電撃が走って恋に落ちるってことね。なんかいいかも」

「・・・・・・・あの、恋に落ちませんよ?むしろ地獄に落ちます」

「は?」

「そんな感情を操れる道具あるわけないじゃないですか。これは、浮気をした彼氏に向かって撃つものです」

「・・・・・・・・・なんでこんなかわいい色使いしてんのに。殺人道具なんだよコラ」

「そりゃあ日常でよく使うものですから、女の子ように作るのは、当たり前ですよ!」

「こんなのもってうろつかれるのかよ。未来こえぇな」

「いやいや、これのおかげで、離婚率激減ですよ?」

「そりゃあ死ぬからな。未来帰ったら髑髏マークに変えるように会社にいっとけ」

「むぅ・・・・・・・ナギさんは、ひどいですね」

「他は?もっといい道具だしなさいよ?」

「じゃあこれなんてどうですか?」

そういうとハートのネックレスを出した

「これもなんかすっごい能力があるのね?」

ネックレスをつけようとした瞬間

「な、ナギさん!?死ぬ気ですか!?そんなあぶないものつけちゃだめですよ!?」

すんでのところで手が止まる

「え?」

「それ喉を締め付ける道具ですよ!ちゃんと聞いてからつけてくださいよ?」

「腹に力入れろ」

「はい?」

素っ頓狂な声を上げる木下にありったけの力を込めてパンチを入れてやる

「はっぐ・・・・・・・・・な、なんてことするんですかぁ〜」

「お前、わざとだろ?なぁ?殺そうとしたろ?なぁ?」

「とめたじゃないですかぁ〜。」

「次こんなの出したら、潰すからね」

満面の笑みで言い放ち、木下もそれは、冗談では、なく本気でやると受けとったようだ

「えっと・・・・・これも。これもだめだな。うーーん。これなんかどうですか?」

そういうと鎌の先端が見えた

「あぁ?」

「なんでもないです。えっと・・・・・・まともな、ものないです」

「未来は、北斗の世紀末はいってんのか?」

「あははははは、うまいですねー」

「笑い事じゃないでしょ!?綺麗なものとかだせないのまったく」

「綺麗で・・・・・・・・・いいんですか?ナギさんの事を考えて出してたんですけど」

「お前は、私を何だと思っているんだコラ」

「でわ、最後にこれを」

そういうと、丸いボールを投げた。そこから白いものがふわっと舞い散り始めた。

「これって雪!?うわ、綺麗!!なにこれどうなってんの!?冷たいしマジすごい」

「大気中に・・・・・・・詳しいことは、わからないです!」

「まぁ・・・・・・・・だろうと思ってたよ。でもすごいな」

「本当ね〜綺麗」

「あ、ママ帰ってきたんだ」

「?ずっと家にいたわよ?変な子ね。それよりも木下さん疲れたでしょ?今ナギの部屋片付けてきたらもう寝てもいいわよ」

「なにいってるの!やだ!」

「わー嬉しいです」

「なに普通に泊まろうとしてんの!」

「痛いです。ナギさんは、すぐ殴ってきます」

「もう!ナギだめでしょ!それよりも部屋を見に行かなくていいの?ちゃんとアシストしといたからね」

はっ、コイツ絶対なんかやりやがった。急いで階段をかけあがり恐る恐る部屋を空ける

「な、なによこれ!?」

「わーこんな風に下着を飾りつけるなんてお母さんセンスありますね」

「ぎゃあぁあああみるなぁああああああ」

叫ぶやいなやおもっきりびんたをされた。木下は、涙目で

「なにをするんですか!?何もしてないのにぃ」

なんか本泣きしそうな声だ。

「いや、あの、とりあえず下にいて!片付けるから」

そういい木下を下に追いやる。さっき一瞬見ただけで声を上げてしまった。中に踏み込んだら二度と今までの家庭に戻れない気がする。でもいかなくては、決心を決め、ドアを開ける。

ブラジャーがのれんのようにかけてある。元からこういうデザインののれんなきがする繊細な作りだ。なぜかいたるところに散乱しているパンツ

「・・・・・・・・枕にパンツをかぶせるなぁあああああ何!?同じくらいだっていいたいの!?」

もう泣きそうだ。テレビをみると紙がはってある。

「困ったときにみろ?なによこれ」

テレビは、電源がついてないし?なんだろ?電源をつけてみる。

つけた瞬間男女のあえぎ声

「な、なにを考えてんのよ!?!?!」

「・・・・・・ナギさんそういうの好みなんですか。ご希望にこたえれるかどうかわかりませんよ。そんなハードぷれっいあぁああああああああ!?」

言葉を言い終わる前に私は、ドアに向かってドロップキックを放つ

ちょうど木下の指が挟まり、悲鳴をあげているが、乙女の部屋を覗いたのだ、生きてるだけありがたいと思え。

とにかくDVDレコーダーに入ってたDVDは、窓の外に投げた。

文句を言いながら1時間もかけて部屋を元の状態に戻す。

「もう、嫌だ。鍵もしっかりかけたし。このまま寝ちゃおう」

この日は、いろいろあったせいか、すぐに寝付いてしまった。これが私の失敗だ。

ちゃんと木下を追い返し、ママを説教しとくべきだった。今になって後悔してしまう。


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