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神も悪魔も関係ない! 〜ここはぽぽ人達の闘う世界〜   作者: いぽぽ
第6章 敵か味方か? 灼熱の太陽神編 前編

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第42話 太陽の目覚め

読みに来ていただきありがとうございます!

本編へどうぞ!

<前回のあらすじ>


破壊神との激闘から三か月。

世界は救われた。



しかし、春にもかかわらず異常な猛暑が続いていたのだ。



ぽぽぽ隊は海で束の間の平和を楽しむが、暑さは日ごとに悪化。



最高気温は異常値を記録し、水不足まで発生し始める。



その原因を探る中、ダークぽぽは思い出す。


かつて筋肉ぽぽ人と戦った遺跡。



そこには――太陽神が封印されたクリスタルがあった。



嫌な予感を胸に、ぽぽぽ隊は遺跡へ向かう。



そして彼らが目にしたのは、

砕け散った封印の残骸だった。

太陽神は、目覚めたのか。

その瞬間、熱を帯びた空気の中から



謎の声が響く。

「……誰だ お前らは」


新たな脅威が、静かに動き出していた。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

第42話 太陽の目覚め





砕け散ったクリスタルの前。

熱が、空気を歪ませていた。

封印の残骸は、内側から破壊されたように粉々になっている。

外から壊された形跡はない。



<メガネぽぽ人>

「……これは内圧による破壊。

中から何かが解き放たれたと考えるのが自然です」



<小ぽぽ人>

「じゃ、じゃあやっぱり……」



<ダークぽぽ人>

「太陽神は、完全に目覚めた」



その瞬間。

地面に落ちていた破片が、じゅ、と音を立てて溶けた。

熱量が一段階、上がる。



???

「……誰だ

お前らは」



振り向いた先。

炎が集まり、人の形を成していく。

赤金の鎧。

燃えるような髪。

瞳は溶岩。



ただ立っているだけで、遺跡の石壁が赤く染まる。



<???>

「ここは神域。

太陽神アマテラス様が封じられていた聖域だ」



<大ぽぽ人>

「…封じられて“いた”……?

それに、誰だお前は....?」



<アレス>

「我は太陽神直属四天王が一人、アレス。

復活直後の主を守護するため、この場を預かっている。

太陽神アマテラス様は既に目覚められた。

この世界は再び、太陽の裁きを受ける」



空を見上げると、雲一つない蒼空。

太陽が異様に大きく見える。


<ダークぽぽ人>

「……やっぱりな…」


<ヒーローぽぽ人>

「四天王ってことは……あと三人?」



<アレス>

「サトゥルヌス。アフロディーテ。ヘルメス。

そして我。

主の威光を妨げる存在は、全て焼き尽くす」



その視線が、ぽぽぽ隊を射抜く。



<アレス>

「破壊神を倒した危険因子……

ここで消す」


炎が爆ぜた。



一瞬で距離が消える。



<ヒーローぽぽ人>

「速っ――!」


爆炎。

地面が抉れる。

アレスは炎を噴射し、空中を自在に滑空していた。



<メガネぽぽ人>

「推進力に炎を使用!

機動力特化型です!」



<アレス>

「猛火・烈迅」


連続火柱。

逃げ場を塞ぐ弾幕。



<小ぽぽ人>

「熱い熱い熱い!!」


<刀ぽぽ人>

「火力は相当だな。お前ら、気をつけろ」


アレスは上空へ跳ぶ。



<アレス>

「天墜」


巨大火球が降下。



<大ぽぽ人>

「散開!」



爆発。

遺跡が崩れかける。

序盤、完全にアレスのペースだった。

高火力。

超高速。

近づけば焼かれる。



<アレス>

「どうした。

破壊神を倒したとは、この程度か」



…だが…。



<ダークぽぽ人>

「……息が荒い」



炎の揺らぎ。



<魔法使いぽぽ人>

「出力依存型だね。

消費が激しい」



<デビルぽぽ人>

「持久戦か、面白い!」



連携開始。

ヒーローが挑発。

小ぽぽが機動妨害。

ダークが影で撹乱。

メガネが予測補助。



アレスの攻撃が、徐々に読まれ始める。



<アレス>

「小賢しい!」


さらに出力を上げる。

だが、その分だけ動きが粗くなる。



<刀ぽぽ人>

「隙だらけだぜ?」


一閃。

炎が裂け、鎧に亀裂。



<アレス>

「ぐっ……!」


<大ぽぽ人>

「オミガ!」

蒼光。

破壊神戦の後も修行を積み、完璧にオミガを扱えるようになった大ぽぽ。

低燃費・高安定で、前回よりも遥かに精度が高い。


<大ぽぽ>

「オミガブレイク!」


拳が叩き込まれる。

衝撃。

炎が乱れる。



<ダークぽぽ人>

「終わりだ

アルティメットバースト!」


ダークの一撃。

爆煙が晴れたとき、

アレスは膝をついていた。



<デビルぽぽ人>

「吐け。

太陽神は今どこで何をしている」



胸ぐらを掴む。


<アレス>

「……主は既に動き出している。

貴様らには止められん」


その時、空間が歪む。

<刀ぽぽ人>

「あっ!転移魔法かっ!」


気づいた時には遅かった。


赤光。



<デビルぽぽ人>

「ちっ……!」


アレスの胸ぐらが、手の中から、消える。

静寂。


<メガネぽぽ人>

「単独転移ではありません。

外部干渉……四天王の誰か、もしくは太陽神そのものでしょう。」



<ダークぽぽ人>

「次は、本命か」



空の太陽が、異様に輝いていた。

太陽神アマテラス。

そして四天王。

新たな戦いが、始まろうとしていた。





…数時間後…


―――太陽の神殿―――

太陽の奥深くにある神殿で、アマテラスと四天王たちが話していた


<アマテラス>

「アレス、よくやった。

これであいつらのだいたいの戦力が分かってきた。」


<アレス>

「ありがとうございます。

…ですが、あいつらの中に1人だけ化け物のような力を秘めたものがいました。」


<アマテラス>

「ああ、分かっている。

あれを目覚めさせる前に、決着をつけなければならない。

そのためには、お前たち四天王の協力も必要不可欠だ。

この世界は再び.....

太陽の理に従う」



<サトゥルヌス、アフロディーテ、ヘルメス、アレス>

「はっ×4」



次回 第43話 太陽神アマテラス



最後まで読んでいただきありがとうございました!

次回もお楽しみに!

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次回もお楽しみに!

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