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神も悪魔も関係ない! 〜ここはぽぽ人達の闘う世界〜   作者: いぽぽ
第6章 敵か味方か? 灼熱の太陽神編 前編

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42/52

第41話 早めの夏

読みに来ていただきありがとうございます!

本編へどうぞ!

今回から、急激に物語が進んでいきます!

<前回のあらすじ>


破壊神との死闘を制し、ぽぽぽ隊は世界を救った。


焼け焦げた草原に残されたのは、生き残った仲間たちと、勝利の余韻だけ――。


戦いの最中、突如として姿を現したのは

大ぽぽたち四人の師匠 デビルぽぽ、そしてその弟子であり大ぽぽたちの古き友である、 刀ぽぽ。

彼らは破壊神の影響を受けた各地で救助を行っていたため、到着が遅れていたのだった。


破壊神の消滅により、かつて生喰いに取り込まれていた

ヒトデ・カッター・猫・剣の四人も無事に帰還。

ただし彼らの体には、破壊神の力が四分の一ずつ残されていた。


その力は、使い方次第で「災厄」にも「希望」にもなりうる――


デビルぽぽはそう告げ、ぽぽぽ隊に新たな未来を託す。


こうして

破壊神との戦いは終結。

だが、誰も知らなかった。

破壊神など比べ物にならない存在が、すでに目を覚ましつつあることを――。






第41話 早めの夏



━━━━━━━━━━━━━━━

破壊神との戦いから、三か月。

世界は確かに救われた。

ぽぽぽ隊は生き延び、仲間は増え、傷ついた大地も少しずつ癒え始めている。

――だが。

季節だけが、どうにもおかしかった。

本来なら、まだ春。

なのに空はやけに高く、太陽は真夏のような勢いで照りつけている。

その日、ぽぽぽ隊は海に来ていた。

白い砂浜。

透き通った海。

そして、容赦ない日差し。


<小ぽぽ人>

「……ねえ

これほんとに春??」


<ヒーローぽぽ人>

「ま、まあ....確かに春にしては暑すぎる気もするけど......。

....でも!

暑い=海! それで正解!」

そう言って、ヒーローぽぽは勢いよく海へ飛び込んだ。


<うさぎぽぽ人>

「謎理論だなおい!!待てええええ!!」

続けてうさぎぽぽもダイブ。

水しぶきが盛大に上がる。


<魔法使いぽぽ人>

「元気だねえ……」


浜辺では、デビルぽぽが腕を組み、少しだけ呆れたようにその様子を眺めていた。


<デビルぽぽ人>

「……修行より体力使ってる気がするな」


<刀ぽぽ人>

「あーーらーーまあー、派っ手に飛び込んじゃってぇ〜.......」


そう言いながら、刀ぽぽはクーラーボックスを開けていた。


<刀ぽぽ人>

「ほら、かき氷できたぞ!」


<小ぽぽ人>

「え!?

あるの!? 食べる!!」


<メガネぽぽ人>

「……頭がキーンとしないよう、ゆっくり食べてくださいね」


<小ぽぽ人>

「それ絶対フラグでしょ!!」


数秒後。


<小ぽぽ人>

「いったああああああ!!」


<ヒーローぽぽ人>

「出たー!!」


笑い声が、浜辺に広がる。

━━━━━━━━━━━━━━━

少しして、今度はスイカ割りが始まった。


<ボスぽぽ人>


「よーし

目隠し完了!」


<ダークぽぽ人>

「……本当に当たるのか?」


<うさぎぽぽ人>

「任せろ!!」


振り下ろされた棒は――

見事に地面を叩いた。


<ヒーローぽぽ人>

「方向違え!」


<刀ぽぽ人>

「……これは見事なほどの空振りだな....」


最終的にスイカを割ったのは、大ぽぽだった。


<大ぽぽ人>

「……えい」


乾いた音と共に、スイカが真っ二つに割れ

る。


<小ぽぽ人>

「おおおお!!」


<デビルぽぽ人>

「……お前、空間探知使っただろ.....」


そう言いながらも、デビルぽぽは小さく笑っていた。

━━━━━━━━━━━━━━━


夕方。

浜辺ではBBQが始まっていた。

肉が焼ける音。

立ち上る煙。

潮風に混じる、食欲をそそる匂い。


<ヒーローぽぽ人>

「うっまい!!

平和って味がする!!」


<魔法使いぽぽ人>

「それはさすがに抽象的すぎだろ....」


<刀ぽぽ人>

「あ、デビル師匠。これ、焼けましたよ!

ゴブリンの肉!」


そう言って、刀ぽぽはデビルにゴブリンの肉を渡した。


<デビルぽぽ人>

「……うーん

悪くはない、決して悪くはないんだが.....


....納豆と牛乳を合わせたような味がするな....」




その光景を、大ぽぽは少し離れた場所から見ていた。

楽しそうな仲間たち。

穏やかな時間。

けれど――

胸の奥に、わずかな違和感が残っている。


<大ぽぽ人>

「……暑すぎる」


これに、ダークぽぽも静かに頷いた


<ダークぽぽ人>

「……だよな」


ダークぽぽは空を見上げ、静かに言った。


<ダークぽぽ人>

「この暑さ……

自然のものじゃない」


ふと、その言葉を聞いていたデビルぽぽが、目を細めた。



━━━━━━━━━━━━━━━

それから、さらに一か月が経過した。

状況は、悪化していた。

暑さは収まるどころか、日に日に増している。

草木は乾き、各地で水不足が報告され始めていた。

ぽぽぽ隊は拠点に集まり、緊急会議を開いていた。


<メガネぽぽ人>

「気温の上昇が異常です...

まだ5月なのに....。

最高気温、48°を観測している地域もあります」


<ボスぽぽ人>

「……こりゃあ、偶然じゃねえな」


<ヒーローぽぽ人>

「また厄介なのが動き出したってわけか?」


重たい空気の中、黙っていたダークぽぽが、ふと口を開いた。


<ダークぽぽ人>

「……なあ

ひとつ、気になることがある」



全員の視線が、ダークに向く。



<ダークぽぽ人>

「昔……

筋肉ぽぽ人と戦った、あの遺跡」


<小ぽぽ人>

「あっ……!」




小ぽぽが思い出したように声を上げる。



<小ぽぽ人>

「確か……

太陽神が封印されてるって言われてた

クリスタルがあった場所だよね」



<大ぽぽ人>

「……!」


その瞬間、大ぽぽの胸に、嫌な予感が走った。


<ダークぽぽ人>

「もし、この異常な暑さが

“太陽”に関係しているとしたら……」


どんどん進んでいく話を、デビルぽぽが止めた。



デビルぽぽ人

「おいおい、ちょっと待て。

その筋肉ぽぽ人ってなんだ?

遺跡って?」


大ぽぽ人

「ああ、そういえばデビル師匠は知らないのか...


というか、みんなも筋肉ぽぽ人を知っているだけで、よくよく考えたら遺跡のことは知らないんだよね。

説明する」


そう言うと、大ぽぽはそのことについて話した。


昔、遺跡に行ったこと、そこで筋肉ぽぽ人というものと戦ったこと、その戦った場所には、太陽神が封印されているクリスタルがあったこと...


話を一通り聞き終えると、魔法使いぽぽ人が言った。



<魔法使いぽぽ人>

「……行ってみる価値はあるね」



結論は、すぐに出た。


ぽぽぽ隊は、かつての遺跡へ向かうことを決めた。



━━━━━━━━━━━━━━━

向かった先で見たのは――

砕け散った、封印の残骸。



<小ぽぽ人>

「……割れてる!」


警戒しながら、大ぽぽが言った。


<大ぽぽ人>

「……やっぱり、か」


そう言って、慎重にみんなで近づこうとした。



その瞬間。

空気が、熱を帯びた。



???

「……誰だ

お前らは」


低く、だが圧倒的な声。

一体、誰なのか?

ぽぽぽ隊の運命や、如何に........

━━━━━━━━━━━━━━━



次回

第42話 太陽の目覚め

最後まで読んでいただきありがとうございました!

次回もお楽しみに!

よければ感想やブックマーク、お願い致します!執筆の励みになります!


次回もお楽しみに!

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