第21話 無残な封印化石族
◇
最後の試練をクリアし、扉を通った友司達は白の神殿に着いた。
「ここが白の神殿」
少年は周りを見た。白い大理石の神殿と青い空がある空間で神々しい。
「扉が!! どうやって戻ればいいんだ!?」
扉がなくなっていたので空子は驚いて慌てた。
「安心しろ。ここに転送魔法陣がある」
コブラミアは床にある古代文字の魔法陣を読んだ。この魔法陣にのれば白の神殿から出られることが書いてあった。
一方通行ではなく使えば白の神殿に直接いける通路になる。
「グガアアアアアア!!」
「なんだ!?」
おぞましい咆哮が聞こえたので友司達は進む。広くて美しい神殿に巨大な黒い触手の塊がいて暴れており、白の神殿を破壊して退廃的な灰色にしている。
「あれはなんだ!?」
「オオオオオオ!!」
友司達は驚き、顔のようなものが出て吠え、周りを破壊しながら向かってきた。
「散開!!」
武器を構え、少年の指示で散開し、皆は物陰に隠れた。
「そいつは元化石族だ」
下凱と蛮狩、暴胃が高い柱の上にいた。
「お前達!!」
友司達は化石族の三人を見た。三人は人間と違い、三つの試練を強引にクリアして、ここにきた。
「そいつは人間に生きたまま白の神殿に封印された化石族でおれ達が解放したが、生きたまま封印されていたせいで体と精神がおかしくなっていた」
仲間を助けにきたら変わり果てた仲間を出してしまった。化石状態ではないので体が腐っていき、封印の影響で死なず苦しみながら変化した。
「化石族も人間も関係なく、まともな生物を憎み、反応して殺すだけの怪物だ」
自分とは違うまともな生物を無差別に襲う怪物で同じ化石族を襲い、触手で破壊しながら友司達を攻撃している。
「どうすることもできないから、おれ達は逃げる。お前達はそいつにやられろ」
悪い笑みを浮かべ、下凱達は消え、怪物は友司達に反応して襲っている。三人の敵がいなくなっても巨大な敵がいる。
「くっ!!」
友司達は物陰に隠れて触手を防いで移動している。
「主!! 白の神殿の攻略はあの怪物を倒すことだ!!」
コブラミアは壁の古代文字を読んで少年に教えた。怪物が復活したことで災いが起きたので倒せばなくなる。
「このっ!!」
物陰がなくなり、筋肉ジャガーはパンチとキックで触手を弾く。しかし触手が巻きつき、動けなくなった。
「ぐるっ!!」
彼女は触手を握って抵抗するが、体をつぶそうとしており苦しくなった。
「「彼女をはなせ!!」」
空子と理梅は同時に動き、剣と風車で巻きついている触手を切断して、筋肉ジャガーを逃がした。
「再生してる!!」
切断した触手が元に戻って襲ってきたので空子と理梅は斬っていき、筋肉ジャガーは速い動きでかわしていく。
「くるな、この!!」
十次郎は白の神殿の大きな破片を両手で持って盾にし、触手を防ぎ、後方には友司とコブラミア、黄美がいた。
「焼炎弾!!」
友司は手の平から炎の玉を放ち、怪物に命中して爆発した。あまり燃えなかった怪物はふっとんだ触手を元に戻して、ダメージを消した。
「ドラゴンの牙琥珀を使うか!!」
怪物に対抗するために少年は激レアアイテムを出した。
「いくぞ!!」
探索の書で使い方は分かっており、掲げるとドラゴンの牙琥珀は友司の手からはなれて飛んだ。
「美女能力者のお腹にある別空間で特訓をして強くなった中途半端な能力者」と「名門貴族の男の娘の残酷オスガキ無双」と「ストイックな二人の殴り愛」も連載中です。




