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非正規団員の小事件集  作者: ライトニング
4章 アマゾポリス編
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番外編 笛女の独奏犯罪

 朱鷺世のビルの屋上。ここに怪しくて若い女性がいる。背中に届くほどの長い金髪で黒い全身タイツ姿。両手と両足は出ており、ナイフを持っていて裸足だった。

 彼女の名前はハーモルン。音楽で泥棒をする悪党だ。


「さあ仕事だ」


 ハーモルンは悪い笑みを浮かべ、ナイフを横にして、グリップに口をつけた。吹くと音が出て、吹く力で音が変わり、組み合わせて音楽にしている。

 音は鳴り響き、街の人々に聞こえた。


「なんの音だ?」


 音が聞こえた人々は急に眠くなった。歩行者はその場に倒れ、運転手は眠ったせいで事故を起こし、車は動かなくなり渋滞のようになった。


「よし」


 人々が眠ったのでハーモルンは吹くのをやめて、ナイフをしまい下に移動した。眠っている歩行者のサイフを見て、中身を盗っていく。

 銀行へいき、ナイフを縦にして、グリップの後ろに口をつけた。同じように吹くと違う音が出て、吹く力で音を変え、組み合わせて音楽にする。

 銀行員達は眠ったまま動き、大金を出して彼女が用意した車に積んでいく。

 眠っている者を操る音で人々を動かして金品などを奪っている。


「今日はこれくらいだな」


 十分奪ったので吹くのをやめた。音が聞こえる範囲にいない者達は起きており、突然眠った人達を見て、通報している。

 ハーモルンはナイフをしまい、車に乗った。彼女を捕まえる者は眠っているので簡単に逃げることができる。


「だれも私を捕まえることはできない」


 余裕の笑みを浮かべて彼女は運転している。しかし監視カメラなどに映っており、対策ができる。

 人を眠らせて操ることはできるが、機械はどうすることもできない。



 笛になるナイフを持つ女の悪党の話です。

 「美女能力者のお腹にある別空間で特訓をして強くなった中途半端な能力者」と「名門貴族の男の娘の残酷オスガキ無双」と「ストイックな二人の殴り愛」も連載中です。

 

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