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非正規団員の小事件集  作者: ライトニング
4章 アマゾポリス編
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第20話 処女の試練

 進む道で奥にいき、左右に二枚の大きな石板の扉がある部屋に着いた。

 今までと同じで友司達が入ると入り口は閉じた。


「ふたつの試練をクリアしたから、これが最後の試練だ」


 この試練をクリアすれば白の神殿にいけることは分かっており、友司は周りを見た。

 狭い部屋で二枚の石板の前に黒い棒状の鍵が置いてある。


「黄美が聞いた情報の処女が白の神殿に導くだな」


 ふたつの試練をクリアしたので残っている情報がヒントになる。


「ここは処女の試練で黒き鍵を使って、処女の扉を通れば白の神殿にいくことができる」


 壁に古代文字があり、コブラミアは読んだ。


「黒き鍵って、これしかないよな」


 十次郎は黒い棒状の鍵を持ち、二枚の石板を見た。石板には全裸の女性が大の字になっている絵があり、股間に穴があって黒い棒状の鍵と同じ形だった。


「この鍵で開けることは分かったけど、どっちの扉だ?」


 扉はふたつあり分からないので十次郎は困った。


「処女が白の神殿に導くだから処女の扉を選べばいいのだが処女の意味が分からない」


 友司は扉に近づいて調べた。絵と穴は同じで開けようとしても動かない。


「処女。鍵。穴にいれる」


 少年は考え、仲間達は分からないので彼の答えを待つ。


「もしかして」


 集めた情報で答えが出た。


「十次郎。鍵を穴にいれろ」

「どっちだ?」


 友司の指示で十次郎は左右の扉を見て迷っている。


「どっちでもいい。大事なのは手順だ」


 少年を信じ、左の扉の穴に鍵をいれるとファンファーレのような音が鳴った。


「開くぞ!」


 扉が動くようになったので十次郎は開けた。中は白く光っており、なにも見えない。


「この扉を通ればいいのか?」


 開けた彼は入らず、友司の言葉を待っている。


「通るのは右の扉だ」


 少年は鍵をいれていない扉を開けた。


「どういうことだ!?」


 右の扉も開いたので十次郎達は驚いた。


「処女が白の神殿に導くの処女は鍵をいれていない扉のことだ」


 友司は仲間達に説明する。


「鍵は性行為の意味で鍵をいれたら処女じゃなくなるので鍵をいれなかった扉が白の神殿にいける扉になる」


 ここの試練は左右の扉を選ぶものではなく白の神殿にいく扉を決めるもので鍵をいれれば両方開く。それに気づかないと白の神殿にいけない扉を通ってしまう。


「壁の古代文字も黒き鍵を使って、処女の扉を通ればになってるから鍵をいれて開けた扉じゃない」

「なるほど。鍵をいれて開けた扉じゃなくて鍵を使って、処女の扉にして通れってことか」


 合理的な説明で皆は納得している。


「中はどっちも同じだ」


 理梅は両方の中を見た。左の扉と同じで右の扉の中は白く光っており、なにも見えない。


「主を信じるが、万が一のことがある。我が入って確かめる」


 コブラミアが友司達のために安全確認をする。彼女なら、なにがあっても消えて戻ることができる。


「頼む、コブラミア」


 少年は慎重で魔人を有効活用する。


「うむ」


 コブラミアは右の扉に近づいて入った。白い光で彼女は見えなくなった。


「間違っていないはずだ」


 友司達が心配しているとコブラミアが顔を出した。彼女が無事なので皆は喜んだ。


「主。だいじょうぶだ」

「そうか。いこう」


 安全と分かり、友司達は扉に入った。左の扉の中は白い光が消え、人の骨が浮いている暗い空間になった。

 左の扉を通っていたら暗い空間で死んでいた。

 友司達がいなくなって両方の扉は消えた。














 すべての試練をクリアしました。

 「美女能力者のお腹にある別空間で特訓をして強くなった中途半端な能力者」と「名門貴族の男の娘の残酷オスガキ無双」と「ストイックな二人の殴り愛」も連載中です。

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