夜コンビニに行くと、野生の後輩が落ちていた。
夜コンビニに行くと、寒空の下、靴を履いていない後輩がいた。
放っておくのも寝覚めが悪い。そう考えた男子高校生の風見鶏は、彼女を自分の住うマンションへと連れ立つ。
「ところで鶏さん」
「僕の名前は風見鶏だ」
「結構、根に持ってるか?」
「そうでもないです。今の私は根無草なもので」
それから、自分の聖域である図書室で、マンションで、はたまたベッドの上で。後輩、天音かおりは風見鶏をからかいにくるようになるのであった。
放っておくのも寝覚めが悪い。そう考えた男子高校生の風見鶏は、彼女を自分の住うマンションへと連れ立つ。
「ところで鶏さん」
「僕の名前は風見鶏だ」
「結構、根に持ってるか?」
「そうでもないです。今の私は根無草なもので」
それから、自分の聖域である図書室で、マンションで、はたまたベッドの上で。後輩、天音かおりは風見鶏をからかいにくるようになるのであった。
プロローグ:裸足の後輩
2021/11/28 07:25
(改)
第1話:天音かおりは嵐のように
2021/11/28 07:26
第2話:天音かおりは囁きかける
2021/11/28 09:38
(改)