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遠山の禁さん!  作者: 活動寫眞
第三章・幕末維新篇
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第五話「闇医者-ユカイナ患者タチ-」

「この話はフィクションでございます。」

「遠山の禁さん!-幕末維新篇-」



第五話

「闇医者-ユカイナ患者タチ-」



【-京都・嵐山-】



闇医者「んんん、これで君を助けたのは2度目かな?」


活動丸「ああ、そうなるな」


闇医者「なら、借りは2つ。返して貰わないとねぇ・・・」


活動丸「1つだ!前の分はちゃんと返したろう、どさくさに紛れて何言ってんだ!」


闇医者「んんん、少し調子は戻ったかな?」


活動丸「今夏はこれでいいだろ?」


闇医者「分かってるじゃないか?だから君は好きだよ、んんん!」


阿歩郎「あのさぁ?」


活動丸「なんですか?」


阿歩郎「あんたがここに来た理由は腕の治療でしょ?」


活動丸「そうですけど」


阿歩郎「で、これが報酬ってわけ?」


闇医者「ええ、私はそこら辺の医者とは違いますからねぇ。

     闇医者とは言え、貰うものは貰わないと、それ相応の報酬をね、んんん」


阿歩郎「・・・これぇ、おはぎだよね?しかも米・・・何俵分だ?」


活動丸「まぁ、3俵は軽く」


阿歩郎「軽くないわよッ!重い荷物と思えば中身はこれ??

     見てるだけで胃も重くなるわッ!胸焼けするわッ!!!」


闇医者「うるさいお客さんだなぁ。

     小豆も和三盆も最高級の代物で作ってあるんだ、庶民どころか将軍さまですら

     滅多にお召し上がれないんだよ?さぁ、食ってみろ!」


阿歩郎「かぁぁぁぁ!!・・・なにこの口の中に広がる風味は!?

     しかも甘みが決して小豆の味や香りを邪魔しない優しさに包まれている!?

     ・・・これは!?」


ペロリィ「これは和菓子界の革命YAAAA!!」


阿歩郎「どっから湧いて来たゴラァァァ!!」


ペロリィ「あべぶっじ!?」



アメリクァ合衆国海軍・ペロリィ提督の顔面に阿歩郎の拳が突き刺さったッ!



闇医者「こらこら、部屋を汚さないでくれよ、一様、お医者様なんだよ僕」


阿歩郎「あっ、すいません!ってなんでこいついるんだ!?」


活動丸「落ち着いてください!」


偉人同心「そうだよ、彼らにも事情があるんだから」


阿歩郎「また湧いて来たぁぁぁ!!!」


偉人同心「あげべっちッー」



突然と現れた偉人同心こと、掘巣万太郎の顔面に阿歩郎の拳が突き刺さったッ!



闇医者「こらこら、ホコリが立つから、せっかくのおはぎ・・・に・・・あれ?」


活動丸「ない・・・ですね?」


伍平屋「いや~うまそうだったんで、

     うっかり全部喰っちまったッ!!はははははっ」


闇医者「おんどりゃー!!標本にしてやわぁぁぁぁぁ!!!」




阿歩郎「これだから根が暗い奴は嫌いなのよ、突然キレるんだから・・・」


活動丸「あなたも十分キレてたでしょう」


闇医者「くちゃくちゃ・・・・・・ずずずずずッ・・・んんん♪」


阿歩郎「闇医者じゃなくて病み医者じゃないのか?」


闇医者「私は病んでいませんよ、阿歩郎さん」


阿歩郎「んなッ!?」


活動丸「説明してませんでしたね、彼は闇医者を生業としていますが、

     元々、僕と同じ里の者。そして主に相手から情報を得る仕事をしていました。」


闇医者「改めまして、私、島蜂六 (しまほうろく)と申します。

     拷問を得意としています。体のことなら何で聞いてください。んんん!」


阿歩郎「!?」


------------------------------------------------------------------------

京都・嵐山に島蜂六と名乗る闇医者が存在する。

彼は元・活動丸と同じ忍びの者。活動丸とは数多くの任務で戦場を駆け抜けた

数少ない歴戦の勇士であり、付き合いが続いている仲間の一人。

彼もまた、過去に事件を起こし忍びから追われる身でもある。

------------------------------------------------------------------------


この場所には、活動丸・阿歩郎が訪ねてくる前に

ペロリィ提督、異人同心・堀巣万太郎、うっかり伍平屋、流浪の時雨が居る。


ペロリィ、大江戸城を砲撃した張本人。


本人曰く「あれは、禁四郎さんの指示デース!」


阿歩郎「どういうこと!?」


活動丸「ここで話には人が多すぎますよ」


阿歩郎「どうやら後で先生にも手伝っていただくコトになるかも・・・」


闇医者「口を割らすのは得意ですよ、んんん」


ペロリィ「NOォォォォォォォ!!!」


活動丸「自分から素直に話してるの割る必要あるのか・・・?」 



------------------------------------------------------------------------

異人同心・堀巣万太郎、仏蘭西大使館の爆破事件で行方不明になっていたが

ペロリィ提督によって後に救出。だが事故の後遺症で記憶を失っている。

そのため、ノリがペロリィと同じで質が悪くなっている。


うっかり伍平屋、未だに身元不明の中年。

とある人物を訪ねに京都へ流浪の時雨と一緒に向かう途中、

うっかり事件に巻き込まれて島蜂六の元に厄介となっている。

------------------------------------------------------------------------



阿歩郎「へぇーあんたも苦労人なのね?」


流 浪「うむ、どうしても見つけ出して我が恨みを晴らすまで・・・」


伍平屋「恨み晴らしても何も実際には何も晴れないんだがね。

     どうしてもってんだから付き合ってるんだけど」


活動丸「良い人なのかどうなのかやっぱ分からない人だ・・・」


阿歩郎「ところで、その恨みの内容ってのは聞かせて貰うわけにいかないの?」


流 浪「・・・」


阿歩郎「まぁ、触れられたくないこともあるわよね、ごめんなさいね。」


流 浪「いや、気にしてない」


阿歩郎「そう? 先生!例の準備してくれる?」


活動丸「やめーいッ! なに口割らそうとしてんだアンタッ!!」


闇医者「準備はいいよ・・・くちゃくちゃ」


活動丸「コラァー!!なに買収されてんだよ!!いつの間に手名づけたんだ!?」


流 浪「とんでもない所に来てしまったか・・・」


伍平屋「ああ、坂本龍馬ね。」


活動丸「なんだって!?」


阿歩郎「まさか以外と大物ねぇ」


ペロリィ「はて?どこかで・・・」


異人同士「誰???」


闇医者「んんん、これは面白い・・・」


流 浪「・・・オイッ」


伍平屋「あっ、うっかり」




-次話へ-

遠山禁四郎

「1升=10合、1斗=10升=100合、1石=10斗=100升=1000合、

 1俵=4斗=400合、ちなみに1合は約180.39mlとなるが、

 まぁー、1合1人前くらいだからお茶碗1杯分と覚えてれば困るまいてッ!

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