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(四)次は神託
◆ 次は神託だ
魔王城。
現魔王は、東の封鎖状況を確認していた。
死霊宰相が報告する。
「東辺境、主要四路の封鎖完了。勇者血族の移動制限、完了。神殿連絡路の監視、開始。古剣、写本、聖都宛書簡、いずれも回収中です」
吸血侯が続ける。
「東から聖都へ向かう密使は三名捕捉。いずれも生かして戻しました。村内での接触先は確認済みです」
竜将が言う。
「これで勇者は出ませんな」
現魔王は即答しなかった。
彼は地図を見る。
東の辺境は黒い駒で埋まっている。
「少なくとも、これまでと同じ勇者は出ない」
記録官が書き留める。
東辺境封鎖、第一段階完了。
現魔王は、地図の東を見たまま言った。
「次は神託だ」
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