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お久しぶりです、これからは2、3日に一回のペースで投稿していこうと思います。今日から『公爵令嬢は人の心は読めますが、まったく空気は読みません』という投稿も始めたのでそちらもよければ見てください。
ということで近所のカフェにお昼を食べに来た。
お店の名前は「Sous la lune」という名前で、フランス語で月の下という意味があるらしい。
このお店の店長は松栄 修二さんという私の従兄妹のお父さん、つまり叔父が経営しているカフェなので、家から近いこともあり、小さい頃からよく来ている。
ドアを開けると声がした。
「いらっしゃいませ~。あ、咲じゃん。ようちゃんも久しぶり~」
お店に入ると従兄妹の隆司こと、たかちゃんが出てきた。
そしてなぜか私は聖麗に睨まれている、なんでなのかはわからない。
「どこ座る?」
「いつものとこ開いてる?」
「開いてるよ~、窓際の席だよね。ちょっと待って、テーブル片付けてくる」
たかちゃんはそう言ってさっきまでお客さんがいたとされるテーブルに向かっていった。
向かっていったと言っても目に見える範囲なのでここから片付けているのが見える。
大人しく待っていようと思っていたら、なぜかようちゃんが聖麗に話しかけた、というか諭した?
「聖麗、今片付けている人は咲の従兄妹の隆司だよ。年は俺たちの2つ上、同じ学校にいたんだから...というより高校の時は咲にくっついて回ってたんだから知ってると思ってたよ」
「従兄妹...か。確か、従兄妹は法律上は結婚できたよね...咲、君って人は...」
その後に言っている言葉は聞き取れなかったけど、とりあえず私のことを言っているのは分かった。
「たかちゃんは確か彼女いたと思うよ?もう何年も付き合ってるのになかなかプロポーズできないとか言ってた気がするな...」
とりあえずたかちゃんとは結婚するつもりもないので興味はなかったがそう言っていた気がしたので誤解されないように言っておいた。
すると、今まで片付けていたたかちゃんが片付け終わったらしく私の目の前に立っていた。
そして頬をつねった、たぶん本気ではないと思うけど。
「たかちゃん?なんれつえるの?」
「それは言わない約束だろ?もし、由香里が聞いてたらどうするんだよ!」
「ほれ、わはひにかんけいなくない?」
「...はぁ。俺はめちゃくちゃ悩んでるっていうのに...俺の従兄妹は顔はいいくせに冷たい...」
聞き捨てならない言葉が聞こえたので強引につねっていたたかちゃんのてを離してその手をつねった。
...あ、爪切るの忘れてた。
「っいて、いたい!ごめん!ごめんって、だからつねらないで!!!」
はっと我に返って手を離して周りを見る、今の時間はお客さんが少なかったので見ている人はいなかったみたいだ。
そして私達を見ていた聖麗とようちゃんはそれぞれ違う反応をしていて、ようちゃんは苦笑い、聖麗はなぜかニッコリ笑って今にも拍手しそうな体制をとっていた。
「うん、兄妹愛っていいね」
と言いながら聖麗が拍手をした。
「「いや、なんで?」」
思わず声に出したらたかちゃんとかぶってしまった。
次の瞬間にたかちゃんが聖麗に聞く。
「そういえば、君は?...もしかして『朔谷王子』?」
「ふっ.....ごめん、そういえば『朔谷王子』って言われてたね」
とようちゃんが『朔谷王子』という単語に吹き出す。
「私は『朔谷王子』という名前ではないのだが?ようちゃんはなにがそんなにおかしいんだい?」
「...ふっ、だって『朔谷王子』って...ふふっ、絶対『朔谷王子』じゃなくて『聖麗イオン』の方が合ってるでしょ」
「...確かにライオンの方が強そうでいいな、それでその『サクヤオウジ』ってどんなことわざなんだい?」
「ちょっと待って!君、『朔谷王子』ってことわざだと思ってたの?」
突然、たかちゃんがようちゃんと聖麗の会話に突っ込んだ。
「俺、いつも廊下で『朔谷王子』って呼ぶ女の子たちのヌーの群れみたいなのに追いかけられてる君のこと言ってたんだけど...?あ、そういえば名前なんて言うの?」
とりあえず言わせてほしい、話が渋滞しすぎてませんか?!
投稿するとしたら20時にしてます。




