小さな岬 2
今回は、編集する時間がなく短いです。すみません
黒い塊。
地面、いやもとい、海底を這うように進んでくるのは、権瑞玉だ。
「ゴンズイだま、ってのが来るね」
「ん?よくわかったね。スキルでも使った?」「うん」「そっか、あれには毒があるから注意な」
「毒針があるのね」と言いながら捕まえてるリンがいる。
権瑞玉と言われる、権瑞が若いときにつくる小さな群れごと捕まえたようだ。
その中の1匹を掴むと、まじまじと見てこう言った。
「これ、針と言うより刺だよね」「そだね」僕も見てそう思った。
市場にはでないけど、食べれるらしい。
権瑞をしまって、この先の陸に上がろうとしたとき、黒い影が走った。
黒鯛だ。しかも大きい。
「大きいね。この魚は黒いね」「うん黒いから黒鯛」「クロダイ」「そう、この魚はね・・・」
ここで僕は、言い淀んだ。
確かこの魚は、西瓜で釣ってたんだよね。ゲームで何だけど。
西瓜を説明出来る自信がなかったんだ。
黒鯛は、ご当地餌があると言ってもなと思うと、言いづらく「美味しいよ」と答えた。
喜んでしまってるリンを見て良しとしよう。
しかし、見た目だが60センチメートルは越えてるだろうか、近くにいた40センチメートル超えと思われる黒鯛を捕まえながら思った。
ここを登れば一旦陸に出る。
海面に顔を出して、周りに人が居ないことを確認すると、海を出る。
陸を越えて潜るは、岬の中を内海と呼ぶなら、外海と呼んで良いのだろう海である。
内海に比べると、高い波が打ち寄せている。
バリアはそんな波をものともせず僕達を海へと入れてくれる。
まず、ここの海は遠浅ではない。
すぐに足元の海底は、崖のように深くなっている上に海流が速い。
普通に入ったら流されてしまう。
僕達は、そんな海の中を海面5メートル位下を真っ直ぐ進んでいた。
海岸からどのくらい来たのか、魚の群れが突っ込んできた。
鰯だ。
「イワシ突っ込んできたね。何かあったのかな」と言いながらちゃっかり捕まえていた。
鰯は何かから逃げてるようだった。
僕は、鰯の群れの向こう側から突っ込んでくる、黒っぽいやつに目を奪われる。
真っ正面からやって来るそいつは、何かわからないけど。
そもそも、魚を正面から見てわかる人はそういないと思う。
そんなことより、砲弾いや、魚雷のように突っ込んでくるやつをバリアでキャッチした。
横から確認してガッツポーズをしてしまう。
鮪だった。
「私も捕まえたよ。マグロ」
しかし、40センチメートル位か、鮪にしては小さい。是非大きくして食べてみたいものだ。
「そろそろいいかな。右に行くよ」
右に進路を変え、海岸に平行して歩いていく。
又々、魚の群れに遭遇、鰯より大きいその魚は、青魚を代表する鯖だ。
「サバだね。捕ったよ」
鯖は足が早い。
まー鰯もかなり早いけどね。
でも、この収納は時間経過無効だから気にしなくていい。
遠慮なく鯖をゲットしたところで、上の方で何かが水面に落ちてきた。
ここからだとちょっとわかりにくいのだが、落ちてきた物はそのまま泳ぎ去ったと思ったら消えてしまった。
その直後、大きい魚が泳ぎ去った。
僕達は海面に近づいてみた。
そして、姿を消した魚と大きな魚の招待がわかった。
消えたように見えたのは、魚が海面を飛び出していったからだ。
それを追いかけるデカイ魚が、空中を飛んでる魚をジャンプしてキャッチしていた。
飛び出した魚が、飛び魚で、それをジャンプしてキャッチした魚が鬼頭魚だ。
「トビウオとシイラ捕まえたよ」
流石リンと僕が驚き呆れてしまった。
次回で、海の中の散歩は終わりになると思います。
まだまだ、魚介類が出てきます。
シイラですが、魚編に暑と書く予定でしたが、変換機能に乏しく鬼頭魚を使用しました。
次回も似たような事があるかもしれませんが、あたたかく見守って下さるようお願いいたします。




