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五穀とは課金の事

 ダンジョン攻略から帰ってきた僕は、亜空間農場に植えるものを作り出すため、調理場に向かう。

 「リン、遊びに行ってきても良いよ。僕は、ちょっと整理してくるから。見ててもつまらないかもよ」

 「ウウン、一緒にいる」

 「そうか、なら調理場いくよ」

 「はーい」

 調理場につくと、直ぐに解体場に向かう。

 ここは広くとってあるので、物を広げ確認するにはもってこいの場所であった。

 アイテムを1つづつ出していく。

 水、水筒、おにぎり、おにぎり弁当、順に農作スキルを使ってみるが、反応がない。

 おにぎりは、あるいは反応して色々とれるかと思いきや失敗に終わると残念だ。

 麻糸、麻布、木綿糸、木綿布はどうだって反応無いよ・・・あった反応。

 麻の種と木綿の種がとれる。

 繊維を固めた糸や布から種って、スキルスゲーと思うが意味わからん。

 理由もわからないが、取り合えず鑑定。


麻の種 / 麻の実ともいう。食料になるが、育てた葉っぱを加工することはお薦めしない。農作スキル産。


木綿の種 / 種から食用油を抽出出来る。農作スキル産。


 麻の種の説明文は、あえて突っ込まないようにしよう。

 アイテムとはいえ、ダンジョンでは出ないものなんだと理解できる。

 次だ次、武器である木刀、弓、石つぶてと、薬である薬草、毒草は反応なしだった。

 薬草と毒草は意外な気もするが。

 大根と青じそ、乾燥岩のりはどうだろう。


大根の種 / 大根の種。白くて立派な大根になるが、女性の足に例えるなかれ。農作スキル産。


青じその種 / 青じその種。農作スキル産。


岩のりの種 / 岩のりに適した数種類の海苔の総称。実際は種でない。農作スキル産。


 正直、説明文が説明になってない。

 岩のりに関しては、平然と複数混じってるようだし。

 それどころか突っ込んだ大根に比べ、青じそのシンプルすぎる説明にどう対処したら良いものか。

 いや、ここはスルーだ。次だ次。

 一気にいこう。

 黒胡椒、白胡椒、赤胡椒、緑胡椒は全て胡椒。

 セージとカモミールとお茶。

 お茶は、日本茶、烏龍茶、紅茶共にお茶だ。

 農作スキルして、鑑定、鑑定っと。


胡椒の種 / 胡椒がなる木の種。農作スキル産。


ヤクヨウサルビヤの種 / セージの事。紫や白い花を咲かす。観賞、薬用、調味料等に使われる。農作スキル産。


カミレツの種 / カモミールの事。ハーブや薬用に使われる。農作スキル産。


茶の種 / 生産方法と加工方法により色々なお茶が作れる。農作スキル産。


 ここからが、今回のダンジョンで得たアイテムの整理だ。

 説明文が、スルーだ。

 うるち籾、米油、餅籾、餅、だな。

 米油と餅は、加工品だからおいといて、うるち籾、餅籾そのもののはずだが、どうだろう。


米の種 / 日本食の心。農作スキル産。


餅の種 / 餅やお菓子などに使われる。農作スキル産


 負けそうなので、突っ込まない。

 次は、薄力粉と中力粉と強力粉とデュラム粉だ。


パン小麦の種・薄 / 薄力粉になるように改良された小麦。農作スキル産。


パン小麦の種・中 / 中力粉になるように改良された小麦。農作スキル産。


パン小麦の種・強 / 強力粉になるように改良された小麦。農作スキル産。


デュラム小麦の種 / 二粒系小麦でタンパク質のグルテンが富む小麦。農作スキル産。


 説明がまともだ。

 しかし改良ってそんなこと出来るんだ。どうやるのだろう・・・。

 出来るようになるだろう、いつか。

 うるち粟、もち粟、六条麦、二条麦はこうなった。


うるち粟の種 / うるち粟の種。農作スキル産。


もち粟の種 / もち粟の種。農作スキル産。


六条大麦の種 / 六条大麦の種、麦茶に向く。農作スキル産。


二条大麦の種 / 二条大麦の種。ビールに向く。農作スキル産。


 どんどんいこう。次は大豆だ。

 小粒大豆、納豆、中粒大豆、枝豆、大粒大豆、大豆油。

 納豆と枝豆と大豆油は除いて、いくよ。


小粒大豆の種 / 小粒の大豆、納豆に向く。農作スキル産。


中粒大豆の種 / 中粒の大豆、味噌や醤油などに向く。農作スキル産。


大粒大豆の種 / 大粒の大豆、大豆料理に向く。農作スキル産。


 説明文が素直で簡潔なのは素晴らしい。

 次は、蕎麦と蕎麦茶。


蕎麦の種 / 麺や饅頭にして食べられる。農作スキル産。


 残るは小豆と猛菌類じゃなくて、菌類だ。

 一気にいこう。


大納言小豆の種 / 大粒の小豆の種。農作スキル産。


中納言小豆の種 / 普通の大きさの小豆の種。農作スキル産。


少納言小豆の種 / 小粒の小豆の種。農作スキル産。


白小豆の種 / 白い小豆の種。農作スキル産。


麹菌の種 / 多種ある麹菌の総称。醤油や味噌に欠かせない。農作スキル産。


酵母菌の種 / 多種ある酵母菌の総称。パンに欠かせない。農作スキル産。


乳酸菌の種 / 多種ある乳酸菌の総称。チーズやヨーグルトに欠かせない。農作スキル産。


酢酸菌の種 / 多種ある酢酸菌の総称。酢を作るのに欠かせない。農作スキル産


白カビの種 / 無毒の白カビ。農作スキル産。


青カビの種 / 無毒の青カビ。農作スキル産。


 「さて、これで取り合えずは揃ったわけだが、これらを育てるために亜空間農場にいかないと」

 「次にしない」

 「おっ飽きたか?遊びにいっても良いんだぞ」

 「大丈夫」

 「そうか、では早速・・・」

 『力有る者よ、亜空間農場の入り口の上に神棚を作り、五穀を納めるのだ』

 「はい?」

 『今一度言おう、亜空間農場の入り口の上に神棚を作り、五穀を納めるのだ。さすれば良いことが起きるであろう』

 取り合えず、神棚を収納スキルに入っていた木で作り、入り口の上に置いた。

 『ウムでは、五穀を』

 「五穀って何です?あっいや、5つの種類の穀物というのはわかりますが、何れを選らんでいいか知らなくて」

 『うむ、では教えよう。と言っても5種類あれば何でも良いのだがな、今ここで言うと、米、麦、小麦じゃな、粟、大豆、小豆となる』

 「わかりました」

 僕は、アイテムの中からそれぞれ取り出すと、神棚に並べた。

 『ウム、ではこの亜空間農場を改良してやろう。ホレっとンーヨシヨシ。出来たぞ。亜空間農場をゲームアプリ風に操作できるようにしてやったぞ。また、動物、魚介類、鳥等も飼うことが出来るようにしたぞ。ダンジョン産以外でも育てられるようにしたぞ。養殖も可能にしたぞ。改良も出来るようにしたぞ。簡単な基本操作などこの紙に書いといた。後は自分べみつけてくれ。ではな』

 えっっと、ではなってまだ名前も聞いてないし、何ももらってないようなと思い顔を上げると、壁が変形を始め椅子つきのゲーム機になった。

 その画面の上に、ペライ説明書きみたいのがあった。


ーーー


この施設は1回の五穀奉納(米、麦、粟、大豆、小豆)することで半年間利用可能である。3回まで連続奉納可能。


基本操作

1.種ボックスに種を補充する。動物等は雄雌で別れる。

2.種を撒きたいエリアに送る。適在場所でないと収穫出来ず枯れるので注意。

3.収穫出来るものを収穫し、収穫ボックスに入れる。

4.収穫ボックスから取り出す。又は種ボックスに入れると自動で種になる。


単作作物

1.種を植える

2.成長を待つ。水やり等は不要。

3.収穫時期がきたら、収穫表示が出るので収穫する。


連続作作物

1.種を植える

2.成長を待つ。水やり等は不要。

3.収穫時期がきたら、収穫表示が出るので収穫する。

4.苗は残っているので、また収穫出来る。

5.収穫回数は決まっている。最終収穫時は苗ごと収穫する。


動物、鳥、魚介類等

1.適した場所に放つ。

2.各成長段階で成長が止まるので、次の成長段階に進むには指示が必要。

幼→小→中→大→老、卵→幼→小→中→大→老、の2種類が主である。

3.大の雄と雌を指定すると交尾し、幼(子)や卵を生む。

4.種類等により、無精卵やミルクなど採取可能。

5.エサやり等は不要。

6.動物による作物の被害はでない。


肥料、飼料等について

1.(米、麦、粟、大豆、小豆)の五穀以外の五穀を奉納することで、肥料、飼料載らんが追加される。物により回数が決まる。

2.肥料、飼料はリアルに用意が必要。

3.使用する場合、全体に使用か、指定して使用か選択できる。

4.場合により、枯れたり死亡することもあるので自己責任です。


改良について

1.(米、麦、粟、大豆、小豆)の五穀以外の五穀を奉納することで改良欄が出来る。物により回数が決まる。

2.用意するものはない。

3.改良できるのは種と、交尾を指定した雄と雌が交尾をするまでの間のみ。

4.1回の改良できる範囲は決まっている。若干しかできない。出来ないものもある。

5.一定の範囲を越えた作物や畜産物は、名前や説明文が変わる。特に説明文に関して突っ込んだら負けである。


ーーー


 課金制度ですね。良いですけど。

 「リン、これなんだけど・・・」

 「ンー?」

 「寝てた?」

 「うん」

 「で、これなんだけど、入れたい物ある?」

 「どんなのが入るの?」

 「食べれるものだったら何でもいいらしい」

 「あるよ」

 「出してもらっても」

 「いいよー」

 何かごろごろ出てきました。





 


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