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第18話

第45章


ザッシュはゆっくりと刀の刃を研いでいた。完璧だと判断すると腕を伸ばした。武器が自分自身の延長のように感じられた。


彼の言った通りだった。自分が成長するにつれ、武器もともに強くなっていた。説明はできないが、そういうことだった。刀も弓も、自分と同じように生きていた。使うとき、本物の自然の力そのものを帯びるのを感じた。それだけでも信じられないほどだったが、さらに想像すらしたことのなかったものが、今や自分の一部になっていた。本当に強いという実感、どんな危険にも立ち向かえるという実感。そして、恐れずに生きられるという確かな感覚。


刀を収め、弓の手入れに取りかかった。その前に枝を数本火に足した。まだ早い時間で、日差しも弱く、春はようやく顔を出し始めたばかりだった。野営の生活に慣れ、今はそれが自分の日常だと受け入れていた。あの長い時間を過ごした洞窟の快適さが恋しくなる日も、相変わらずあったが。


それでも何も悔いてはいなかった。今の方が、確かにいい。共に戦っていた。自分が彼を助けているとか、支えているとかではなく、本当に共に戦っていた。そんな日が来ることを夢に見たことさえなかった。


旅を続けながら、上位魔族を罠にかけるために彼が計算したルートをたどっていた。学べば学ぶほど、自分にまだある限界がはっきり見えてきた。直接戦闘ではすでに恐ろしい戦士になっていたが、戦略や戦術については何も知らなかった。それを問うと彼はこう言った。「わたしが死ぬころにはお前は上位魔族を狩るのに小細工はいらないほど強くなっている」。その答えはザッシュを安心させるどころか、かえって不安にさせた。


解決策を見つけなければならなかった。あの方法で彼を殺すことを想像しただけで、胸が締めつけられて息もできなくなるような痛みと苦しさが、どっと押し寄せてきた。しかし、今さら約束を破ることもできなかった。彼が苦しんでいるとわかっていた。とても長い間、苦しみ続けてきた。自分を信頼してくれて、約束が果たされると信じながら前を向いていた。裏切ることなど考えられない。何か考えなければならない。だが抜け道が見えなかった。


魔族の耳が遠くで彼の足音を捉えた。足音が不規則で、左右のリズムが違っていた。怪我をしている。ザッシュは跳び上がってその方向を見た。木々の間に死影の輪郭が見え、ゆっくりと近づいてきていた。すぐに左腕が不自然な角度で垂れているのが見え、顔が血に濡れているのがわかった。助けに走った。


「大丈夫だ」と、ザッシュが腰に腕を回して歩きを支えようとすると、ただそれだけ言った。


「喋らないで。寄りかかって」


自分が座っていた岩に座らせ、ザッシュは向かい側の焚き火を挟んだ大きな丸太の上に腰を下ろした。何度も見てきた光景だったが、慣れることは絶対にないとわかっていた。


「うまくいった?」とようやく聞いた。


「全員死んだ」声はかすかだった。「お前の方は?」


「指揮官はとても大きくて強かった。ずっと年上で、自分よりはるかに強かった。あなたの言った通りの方法でやるのが、本当に難しかった。あの細かい部分がそんなに重要だったの?」


死影はただ頷いた。ザッシュには、説明したくないのか、話すのが辛いのかがわからなかった。


「見たとき、自分には無理かもしれないと思った。なぜそんなに確信が持てたの?」


「今のお前は、これからしばらく出会う上位魔族すべてより上だ。お前がこれから一人でやっていくために必要な最後の教えが一つある。だがそれはわたしには与えられない。待つことになる」


「でもあなたができないなら、誰が?誰が助けてくれるの?」


その答えに、ザッシュは息を飲んだ。


「時が来たら、お前の父親が教える」



二人は旅を続け、門の両側で戦い続けた。


魔王の最後の命令は、当時まだ機能していたナドレル将軍の情報網を通じてすばやく広まっていた。しかしその後に来たのは混乱だけだった。かつて統制の取れた兵士たちは散り散りになり、通りかかる先々で苦しみと破壊を撒き散らす単なる犯罪者と化した。傭兵や冒険者たちがグループを組んで金を払う者を守ろうとしたが、悪魔たちと同じ土俵で戦えるほど強い者はどこにもいなかった。例外は、二人だけだった。


死影が門を開ける場所があれば、そこが野営地になった。二人で渡った。以前は一人で魔獣と戦い、それほど過酷だった狩りが、今は共同作戦で速く、圧倒的に効果的なものになっていた。時間が経つにつれてザッシュは幸せだった。共にいて、共に信じるもののために戦っていた。それ以上は何も求めなかった。



冷たい冬の夕方に、その町へ入った。すれ違う少ない住民たちは一瞬足を止めて見たが、すぐに吹きつける冷たい風に急かされてまた歩き出した。ザッシュにとってはその方がよかった。もう誰も怖くはなかったが、過去の経験を忘れてもいなかった。自然の中で二人でいるときの方が、ずっと気が楽だった。


今ここにいるのは、この地域に一人しかいないという錬金術師がいると聞いたからだった。逃すわけにはいかない機会だった。町の規模はそれなりで、店を見つけるのにさして時間はかからないはずだった。


大通りを歩いていると、死影が近くの宿の入口の方を見て足を止めた。


「何か食べてこい。俺が用を済ませてくる」


ザッシュは少し考えた。人混みは好きではなかったが、腹はかなり減っていたし、悪くない考えだった。


「わかった」


扉を開けると、中の心地よい暖かさとともに料理の豊かな匂いが漂ってきた。悪くなかったかもしれない、と思った。客たちが振り返ってこちらを見て、目立った沈黙が広がったが、どうでもよかった。一つの席に近づいて静かに座った。少しすると、周りの会話がまた戻ってきた。


宿の主人が来てザッシュは注文した。周りは無視した。量は小さな体には十分すぎるほどで、質も悪くなかった。今の厳しい戦士の生活の中で、穏やかなひとときを楽しもうと集中した。


「おい、お前」


近づいてきた男の声は聞こえた。しかし顔は上げなかった。少し前に視界の端で動きを捉えていた。どう対処するかはわかっていた。二人いる。腰にナイフを下げていて、悪い匂いがした。


「白い肌に灰色の髪をした半魔を探している。危険そうな男と一緒に旅をしているはずだ。お前か?」


深く息を吐き、すでに苛立ちが募っていた。これ以上我慢するつもりはなかった。


「放っておいて」


「そうか、やっぱりそうだ。こんなに小さいとは思わなかった。連れの男はどこだ?」


うんざりしていた、完全に。瞬きする間もなく二人とも殺せた。あの宿の全員を、誰も死んだとわかる前に。あの弱くて誰にでも蔑まれ、傷つけられていた奴隷だった自分とは、遠く、遠く離れた場所にいた。誰も傷つけたくはなかった。でも必要なら、一瞬も迷わなかった。


「何の用?」とだけ言った。


「雇いたい」と男が答えた。思わず顔を向けて、驚いた顔で見た。



四人はテーブルを囲んだ。死影が現れた瞬間、二人の男たちの顔にはっきりと後悔が浮かんだ。しかし衝撃を飲み込むと、なぜ来たかを話すことにした。


「魔族みたいに戦うと聞いた」と最初に話しかけてきた方が、ザッシュに向かって切り出した。「すごく強いとも。六日前、近くの集落を三体の上位魔族が壊滅させた。ほぼ全員を殺して、それから……ひどいことをした。わかるだろう」


わかった。よくわかった。男は続けた。


「近くの町では傭兵を雇って対処しようとしたが、一体でも強すぎるのに三体なら無敵だ。今朝そこを出て探しに来たとき聞いた話では、応戦に出たチームは全滅させられて、報復でその町を破壊しているとのことだった」


「お前は魔族の血を引いている」ともう一人が口を挟んだ。「そして多くの人を助けてきたとも聞いた。この辺り一帯で、お前が誰かを知らない者はいない。近くにいるという話が入ってすぐに頼みに来た」


「この辺りの人たちは恐れている」と最初の男が続けた。「いずれ自分たちにも来ると、みんなわかっている。俺たちの命がかかっている。報酬は言い値を出す」


ザッシュは死影を見た。会話には完全に無関心を装っていた。なぜそうしているかはわかっていた。しかし今は、もっと急ぎで解決すべき問題があった。


「その場所まで、どのくらいかかる?」



第46章


「感じるか」


「ああ。こっちに来ている」


夜の闇を照らす唯一の光は、燃え盛る家々の炎だった。すでに多くの家が崩れ落ちていた。町は廃墟と化していた。男女子どもの惨たらしく傷つけられた遺体が、通りに散らばっていた。


三体目の兵士は若い女の亡骸を掴んでいたが、仲間たちと同じ方を向いて手放した。


「血が純粋じゃない。半魔が生き残っているとは思わなかった」


「王の魔石を持つ人間と一緒にいたやつかもしれない」


「すぐわかる、来た」


「気をつけろ、弓を——」


喋っていた者は燃える矢が凄まじい勢いで胸に突き刺さった瞬間に言葉を切った。体が宙に浮いて後ろへ弾き飛ばされ、数歩先の石の壁に縫い付けられた。そのまま絶命し、内側から焼け始めた。残りの二体は即座に反応して横へ飛び退き、身を隠せる場所を探しながら武器を抜いた。


炎と黒煙の裂け目から白い影が現れた。小さな人影が、ゆっくりと歩いてきた。弓を背中に回し、黙って刀を抜いた。赤い目に、死を宿していた。



第47章


噂は早く広まるものだった。三体の上位魔族を片付けて戻ると、突然みんなが挨拶してきた。以前は拒絶だったまなざしが、今は敬意になっていた。


自分にとっては新しい感覚で、驚きもあった。ただ、まったくどうでもよかった。かつては他者の承認を必要として、拒絶されるたびに傷ついて、受け入れてもらえる日を夢見ていた。しかし今、それをようやく手に入れたとき——これほどの時間と労力と努力の末に——自分があまりにも成長していて、そんな取るに足らないことをまた気にするなど馬鹿馬鹿しいと感じた。自分にとって大切な人など、もう誰もいなかった……


……彼以外は。


錬金術師の店で注文の品を受け取り、今は雪に覆われた森の中、町はずれの野営地へ向かって歩いていた。


彼のことだ。解決策を見つけなければならない。


彼が何をしているかはわかっていた。上位魔族の兵士との戦いでは、しばらく前から二番手に回るようになっていた。目撃者がいるときは特にはっきりした。門の向こうでは魔獣に対して止まらない破壊の力そのものだったが、こちらでは自分を先頭に立てていた。自分の旅立ちを準備していた。


まだ何の策もなかった。勝たなければならない。しかし約束を破って彼を永遠に失うことなく、どうすればいいか見えなかった。そのことを考えていてザッシュはある気づきに驚いていた。あの苦しい成長の道を歩んで、絶えず自分の限界を超えて、勝利の味に慣れていくうちに、不可能な壁の前で諦めるという力を失っていた。約束は守らなければならない。でも、自分が本当に望んでいることもはっきりしていたし、絶対に勝つという確信は揺るがなかった。あとは、その方法を見つけるだけだった。



冬の日は短く、もう日が落ちていた。死影が待っているはずの場所に着くと、彼はいなかった。縦に切り立った岩の一面に、門が開いていた。向こうには見慣れた荒廃した景色が広がっていた。一人で渡ったのだ。


一瞬、自分も渡ろうかと思った。助けに行きたかった。ただ、自分が黙って受け入れているうちに少しずつ距離が生まれていく方向へ、すべてが向かっていることへの苛立ちもあった。彼は物事を自分の望む方向へ運ぶのがうまく、ザッシュは気づくと彼が事前に決めた一本道へと誘導されていた。それを思うと、考える間もなく渡りそうになった。


しかし自分を抑えて、冷静に考えることにした。あんなやり方で自分を動かせるのは、彼が先を見越して計画を立てているからだ。自分も同じようにして、衝動のままに動いてはいけない。今の彼は一人でも大丈夫なはずだった。最初のころは大群の魔獣を相手にしていたが、二人で続けた狩りの効果は凄まじく、今ではほとんど獲物が見つからず戦わずに戻ることも増えていた。ザッシュは待つことにした。そして考えた。



「これからどこへ向かう?」


「準備は整った。奴のところへ行く」


ザッシュは言葉を切り、驚いて彼を見た。


朝食を食べている間、彼は武器の手入れを終えていた。今は出発前に二人それぞれが荷物をまとめていた。冬の弱い日差しがようやく冷たい空気をわずかに和らげ始め、周囲の雪の森は静かだった。


死影は荷物をまとめながら話し続けた。


「これからは人が集まる場所を避ける。どうしても避けられない場合を除いて、もう兵士との戦いもしない。敵の情報網はとっくに壊滅した。それでも無駄なリスクは取らない。二つの月ほどで敵の領域に入れる。地図が正確なら、さらに半分ほどで城に到着できる。向こうを完全に片付けるには十分な時間だ。それが終われば、終わりの準備が整う」


ザッシュはその言葉を聞いて、胸の奥が抉られるような痛みを感じた。しかし何も言わなかった。歯を食いしばり、荷造りを続けた。



◆◆◆



最後までお読みいただき、ありがとうございます。今回は、私が何かを付け加えるよりも、物語の言葉そのものに語らせる方がいいと思いました。今この瞬間の本質を、ナレーターの言葉以上に伝えられるものは何もないからです。


『まだ何の策もなかった。勝たなければならない。しかし約束を破って彼を永遠に失うことなく、どうすればいいか見えなかった。そのことを考えていてザッシュはある気づきに驚いていた。あの苦しい成長の道を歩んで、絶えず自分の限界を超えて、勝利の味に慣れていくうちに、不可能な壁の前で諦めるという力を失っていた。約束は守らなければならない。でも、自分が本当に望んでいることもはっきりしていたし、絶対に勝つという確信は揺るがなかった。あとは、その方法を見つけるだけだった。』

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