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Mist(停止中  作者: RYUITI
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sky blueNo.1始まりの目覚め

この作品は語り調が9割の割合を占めています

――――おあそびが終わったそうやくんはお迎えがくるまで、

またおひるねを始めたみたい。

次はどんな夢を見るのかな?


「おやすみなさいそうやくん」







――――ふと気が付くと、

あの場所に俺は来ていた。

もう随分と錆びれている門をくぐって、

ようこそえなじいー幼稚園へ。と書かれた坂を上る。


此処が廃棄されると決定してから何年経っただろうか。

幸せだった日々は終わりを告げて、

あんなにも辛い日々がやってくるなんて俺達は思っていなかっただろう。

あのときの仲間もみんな散り散りになっているなんて誰が想像するか。



まさかこの世界が、

化け物と権力に支配される時がくるなんてな。


室内の脆くなった扉を力でこじ開ける。


室内を物色して【かぎ置き】と書かれた場所から二つの鍵を取る。

そして、

室内の階段を上る。

息もつかないまま上る。

こんなにも小さな段差だったかと思いながらも上る。

そして、上りついた先にあったのは、


屋上。


屋上の扉は少し錆びていたが、

しっかりと閉まっていたので、

鍵を使い、扉を開けて先へ進む。



脆くなっている鉄の柵を横目に、

錆びてもなお頑丈な物置に、

鍵を使い、

扉を開ける。


そこにあったのは。

ヘリのラジコンと、銀色の鍵だ。

この鍵は、

園の裏庭の先に放置されていた真っ黒な大型のバイクの鍵だ。

卒園式の後、子供ながらに誰も使わないだろうと思って、

鍵を抜いてココに隠して置いたんだっけか。


心なしかニヤリと顔が歪む。

初めてバイクを見つけた時の高揚感が蘇ってきそうだ。


急に爆発音が響く。


奴らがここの周辺に居るのだと気付いて、

屋上の柵を乗り越えて、裏庭の近くへと降りる。


着地したときに足が少し痛んだが、

急いで裏庭に侵入し、

倒れているバイクを起こして、

キーを差し込む。


キーを捻ると、

割りと静かなエンジン音が振動し鳴る。

バイクに跨い、思い切りエンジンをかけて、


俺は幼稚園を飛び出した。


【To Be Continued】

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