bright greenNo.1俺と相棒
――――我々smokeの手から逃げてもいいが、命の保障はしないぞ。
……お前の友達ならそこに倒れているだろう?
――
――――。
成功だ――。
お前は力を手にした!
お前さえ望むのなら、我々と共に生きてみないか?
お前は頭も良く回る。是非事務員から初めてくれると助かるのだが……。
ああ……すまない!
「とりあえずはゆっくり休め――ガルムよ。」
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幹部室内。
【ジリリリリリリ】
携帯端末から煩いほどに音が響く。
寝ている本人いくら待っても起きない。
しばらくすると、
【コンコン】というノックの音と共に、
立派な身体を持つ男が、
寝ている本人――ガルムを起こしにやってきた。
ガルムのベッドの前に立った男は大声で叫けびをあげる。
「起きろガルム!仕事の始まりの時間はとうに過ぎている」と。
すると起きた本人はすぐにこう返した。
「寝ていたわけじゃないんだよ。
目をつぶって寝床に潜っていただけですう」
――――。
「なんて話、面白くないかねてゅーる」
そう言って考え付いた話を口に出すと、
「馬鹿かお前!普段のお前と何も変わってないだろう!
後、お前が幹部室に入るなど100万年早いわ!
今でさえこの雑務室で作業をしているくせに!」
と息を荒くしながら言ってきたので、
「マジないわー。ネタに怒るなんて甘いね。」
と素早く言葉を返したら、
テュールがため息をついて、
「なんでこんな奴が私の部下兼相棒なんだろうな……。」
と悲しそうに言っていた。
なんだか悪いことをした気分になったけど、
そんなこと気にも留めず、
組織が使った金額の統計や、
事務書類の整理を始める。
そんな俺は組織の事務員兼会計士である。
ちなみに作業自体は【スキル】を使いながらやると、
そんなに時間も掛からない。
仕事としては戦闘員よりも楽ではあるが、
組織の重要なものを担っているので、
ミスはあんまりしちゃいけない。
【ガツン】という音と共に、
……不意に頭に痛みが襲ってきた。
何事かと思って後ろを向くと、
「お前の考えてる事私には聴こえるんだから少しは抑えた方がいいぞ。」
とテュールが声をかけてきた。
テュールの【スキル】の力は――――
唐突に雑務室のブザーが鳴り響いた。
どうやら建物の中に侵入者が入ったようみたいだ。
俺とテュールはそれぞれ、【スキル】を発動して、
――雑務室を後にした。
【To Be Continued】




