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喋る猫さんとルームシェアをはじめます  作者: 仁井田ふゆる


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11. 暴走を知った瑠衣

暴走を知った瑠依

『テステス、にゃーるが暴走しちゃったー』


「?!」


 お昼休みが終わって、お仕事の真っ最中だった瑠依に急な知らせが舞い込む。


(にゃーるは?! 無事なの?!)


『まだ大丈夫! 食い止めたから!』


 心読んでるのかい!

 それはそうと


(やっぱり一人は心細かったかぁ)


『2人目のにゃーる召喚しちゃう?』


(威力2倍にしてどうするのよ……)


『魔法使えるのはオリジンのにゃーるだけだから大丈夫よ! 追加しとくね!』


「え! ちょ!」


「佐原さん、何かやらかしたの?」


「な、なんでもないよ……」


 同僚に変な目で見られた……。

 厄介神様が変な事言うから思わず叫んでしまった。


(増やすって言ってたよね……)


 あの神様のことだ。私に押し付けてかわいいを増やしたいだけだろう。


「……トラブルメイカーミ」



〇 〇 〇 〇 〇




 キィイ……

 恐る恐る自宅の扉を開ける。


 中からは神様とにゃーる、そしてにゃーるより少し高めの声が聞こえる。


 (ほんとに増やしたんだ……。てか、神様の声が頭に響く感じじゃないな?)


 そぉーっとリビングの扉を開けると、


「「「おかえり〜」」」


 にゃーるより少し小さめの白猫と、1mのテディベアがいた。

 

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