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それを認識した瞬間、息が冷たくなっていくのがわかった。
どうすればいいんだ… こんなとき… 。
僕達がパニックに陥っていると、ドタドタと廊下から走る足音が聞こえて来た。
「おい!どうした!」
「どうしたの!?」
外から勢いよく電気室の扉が開けられる。そこには、三人の男たちの姿があった。
「うわああああああ!」
その中の一人の男が叫んだ。そして、その後すぐ、僕の方へと近づいてきたかと思ったら、
胸倉を掴み上げた。
「なっ… なに!」
「お前らがやったのか!?」
「ち、違うよ!」
「嘘つけ!」
男は僕を思い切り揺らす。
確かこの人… えっと… 誰だっけ、確か会議室にいた気がするが… 思い出せない… 。
「落ち着け、パワー。てめぇで殺して、てめぇで悲鳴を上げる奴がどこにいる。それにルール読んでなかったのか。この建物では暴力禁止だぞ」
ポン、と一人の男がパワーと呼ばれた僕を掴んだ男の肩に手を置いた。
「す、すまん… けどよ… 演技ってこともあんじゃねぇか!」
パワーがそういうと、またもう一人の男が僕に近づいてきたかと思えば、僕の眼をジッと
見た。
「んーそうですね、まぁ生き残りが三人の時点で可能性もかなり低いですし、全員の血色、
動揺具合から察するに多分彼らは真実を言っている可能性が高そうだね。まさか全員が役
者ってわけもないだろうし」
白衣を着た男は飄々とした態度でそう言った。
「いいからその手を放してやれ」
「… わかった」
パワーは、僕を地面に降ろした。
「すまなかったな、えっと… 名前は… 」
男が近づいてくる。それは、会議室で初めに話した男だった。
「創一です」
僕は名前を名乗る。
「俺の名前はゼロだ。よろしく。で、こっちが… 」
「僕はわかめです。初めまして創一さん… 」
「わ、わかめ… ?」
白衣の白髪の男はニコリと笑った。
「覚えやすいでしょう?… と、そもそも自己紹介してる場合じゃないですね。とりあえず、
緊急スイッチ押しますね」
「そうだな、頼む」
わかめはそういうと、ポケットからスマホを取り出した。そして何やら操作したかと思う
と、僕たちのスマホが一斉に鳴り響いた。
『緊急スイッチが押されました。生存者の皆さんは、速やかに会議室に集合してください』




