Li.4-3 そして、呼び出されたのは良いけど・・・
願い事が叶うなら?
何をお願いしてみましょうか♪
「あっ、お帰り」
「買ってきた♪」
手には、梱包された謎の物体・・・
意外と大きくもなく重くもなく?
「それ、どうするの?」
「う~ん どうしよう?」
「えっ?」
「うん?」
どうしようって???
早速願い事するのではなくて!?
「願い事、しないの?」
「う~ん・・・ 何が良いかな?」
「えぇ~? 願い事が在るわけじゃないの?」
「無くはないけど・・・(汗) 悩むよね?(///)」
この、後先考えないのも変なモノを拾ってしまう理由?
「買ったのは菜子だし、好きにしたら良いと想うけど」
「うん・・・」
「それよりも、ちゃんと動くの? 画面みたいなのあったけど」
「あっ・・・」
4000円ちょっとの願いを叶えてくれる謎の箱。
値段からして怪しいですが、そもそも画面に何か
表示されたりするのかも怪しいです・・・
「確かめてみたら? 壊れてたら直ぐお店に行かないと」
「そうだね」
とりあえず、一旦アーケードを抜けて少し大きい噴水と木々のある
公園に移動して、ベンチの上で梱包を開け黒い箱を確認する事に。
「どう? どこか割れていたり壊れてない?」
「外観は大丈夫みたいだけど」
「これってタッチパネル? ボタンっぽいの一切無いよね?」
「あっ、最初に手順があるって説明されたよ?」
何やら、この黒い箱を起動するのに?
手順があるらしく、会計の時にそれを説明されたみたいです。
「ふ~ん?」
「なんか、画面を見ながら箱の両面に手を当てて」
「うん」
「自己紹介をするんだって」
「それだけ?」
「そう言われた・・・(汗)」
公園のベンチで・・・
女の子が謎の黒い箱を抱えたまま、一人で自己紹介を始めるとか
事故紹介過ぎます(泣)
「じゃぁ、私は見ているから(汗)」
「う、うん(汗)」
事故紹介・・・ じゃなくて、自己紹介って何をどこまで話せば?
と想って居たら、菜子さんの事故紹介が始まりました(泣)
最初に、名前と年齢と血液型から始まり
その他、趣味とか好きな色とか食べ物とか休日の過ごし方とか
続けて、今までにあった幸せだった事エピソードから
尊敬する人物の説明や最近ハマっている事や
最後に見た映画の感想とかとか・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(汗)」
「以上です♪(///)」
「ず、随分長い自己紹介だったね?」
「そ、そうかな?(汗)」
「15分くらい喋ってたよ?」
「そんなに?(汗)」
「1人で、黒い箱に・・・(泣)」
「あぅ・・・(照)」
すると、画面の中央に小さな青い点が現れ
少しすると起動したのか文字が現れました。
「あっ、画面にHalloって表示された」
「ハロ~だね♪」
電子器機だから違和感は全くありません。
色々な器機だって起動時に表示されますもの♪
でも、これっ!!!
願いを叶えるという宝器!!!
こんなノリで良いの!?
「はろ~ってなんか軽いね?」
「フレンドリー感重視?」
とりあえず、問題無く起動したっぽいので
あとは、本当に願いが叶うかどうかですけども・・・
「願い事を言うときは何か手順あるの?」
「画面に向かって、願い事を言うだけだって」
「ふ~ん・・・」
「でも、まだ願い事決めてない・・・」
すると、言語も処理しているのか画面の表示は消えて
ただの真っ黒な箱になってしまいました。
続きま~す♪




