Li.3-3 前回は朝の散歩帰りにゴミステーションで・・・
流石に、帰るときは2人なので
菜子も街を走り抜ける事なく
普通に会話をしながら並んで歩き
無事、菜子の家へ到着です。
と言うか、途中から私も菜子も
服装の事なんて忘れて話に夢中だったり?(汗)
「結構、その格好でも普通に街を歩けるね?」
「そう?」
「うん、あまり違和感無いと想う」
「そうかなぁ・・・(汗)」
とりあえず、菜子が部屋で着替える間
私は茶の間で待つ事に。
「じゃぁ、待ってるね」
「うん」
着替えを待つ間、魔法が使えそうなステッキっぽいモノとか
縫いぐるみのような謎の生き物とか
本当に居なかったのか気にしてみましたけど
あまりにも非現実的だったので考えるのを辞めて
菜子が戻ってくるのを待っていると・・・
「あれ? どうしたの?」
「あ、あのね・・・ (汗)」
「うん? もしかして、その格好が気に入ったとか?」
「そ、そうじゃなくて・・・」
「なに???」
「あのね・・・」
「うん?」
「この服、脱げないの・・・(泣)」
「何それ?」
「ボタンとかリボンとか外せるのが何処にも無い(泣)」
「???」
「脱ぎようが無いの・・・(泣)」
話を聞くと、着る時は難なく着られたらしいのですが
着替えようとメイド服を脱ごうとしたら何故か脱げなくて
結局、メイド服のまま部屋から戻ってきたのですが・・・(汗)
「・・・やっぱり呪い?」
「えぇ・・・(泣)」
「このまま、ずっとメイド菜子のままじゃない?」
「そ、それは困るよっ!!!」
「まぁ、そうだよね」
「明日、学校が終わったらバイトが入っているのにっ!」
「バイト?」
「オーナーに怒られちゃう・・・(泣)」
「って! 学校に関してはメイド服で良いのっ!?」
「ほにぇ?」
なんか、物事が簡単には解決しなそうな予感です・・・
ホントに・・・
どうして、こんなのばかり拾ってくるのでしょうか(泣)
「もう、このまま喫茶店とかで働けば?」
「えっ!?」
「と言うか、バイト服もこの格好に変更したら?」
「えぇー!!」
「菜子ならメイド服で生きて行けるよっ♪」
「そ、そんな・・・(泣)」
なんて、冗談を言いながら
色々、服の裾を引っ張ってみたり
どうにか脱げないか試行錯誤してみたりです。
「着る前と後で太ったとか♪」
「ひどっ!(泣)」
「あはは、冗談♪」
「むぅー!(怒)」
でも、確かに伸縮する素材ではないし
大きなボタンの付いたリストバンドも
菜子の手首から全く外せないし・・・
「本当に、どうやって着たの?」
「着る時は普通だったんだよ・・・(涙)」
先程から、腕をひねったり体を捩ったり
色々な体勢から脱がそうと試みているのですが
時計を見ると30分経過しております。
「本当に脱げないね???」
「こくん・・・(泣)」




