第十八話 オリガミ人口増加中www
村の人たちが、また、ゆりをたくさん折ってくれた
紙はボロボロだし、ちょっと汚れてたりするけど
ありがとうの気持ちが、キラキラしてる ゆり!
次の村まで、ゆりの仕立てで忙しくなりそう!
おばあちゃんに、おっきなゆりの花束渡せる!!!
「ありがとう!」って、大きく手を振った
・・・・
でも、実は、次の村には、あんまり行きたくない
鶴でやらかしちゃってるし
意地悪さんもいたしね
考えると、ふて寝したくなっちゃうから
ここは、ゆりの仕立てを頑張る!
◇
静かに歓迎してもらった
聖女様の村への再訪・・・って感じ?
泊まって、さよなら!
次は、トト達にあえる!
アルがめっちゃ、うれしそう!
◇
「チョコ様~
アル~~~~~~~~~~~~~」
まだ、村についてないのに
子ども達が、馬車の周りで叫んでるw
迎えに来てくれたんだ!
アルなんか、馬車から降りて一緒に歩いてるw
村に着いたらすぐに
飛行機大会!
みんなそれぞれ、自慢の一機を持ってきてる
飛行機って見たことないのに
みんなの改造具合がすごすぎる!
ふふ・・・・
ここは、ひとつ爆弾を投下しちゃいましょう!
今までは、長四角の短辺を半分に折ってたけど
長辺を半分に折って始めると・・・滞空時間が増えるんだよね~
よし!食いついた!
私の勝ち!
だから、その改造方法教えてね!
◇
ルル~~~~~~
会いたかったよぉ~
ルルは、ハートをつなげた花を持って待っててくれた
ルトカっていう花に似てるんだって
すごいなぁ~ 進化してる
他の子ども達も、
色々な色に染めてた紙を折って遊んでる
怖い声で「もう、おしまいです」と
セドが10回目に言った時
はじめて、夕飯の時間になってることに気がついたw
なんて至福の時間!
◇
「おばあちゃ~~~~~~~~~ん!」
馬車から飛び出そうとして、セドに止められた
ここ何日か、このパターン
「落ちます」と常に冷静なセド
知ってます!知ってるけど、うれしいんだもん!
これで、引きこもれる!!!
おばあちゃんには、いっぱい話したの
いろんな村にいったこと
ルルがハートをくれたこと
ルルがハートをルトカにしたこと
アルとトト達が飛行機を進化させたこと
みんなでゆりを折ったこと
ヤンさんのゆりがいっぱい光ったこと
もう、だいじょうぶなこと
セドがね、話せるんですか?!っていう目で見てるw
話さないだけ!話せるよ、もちろん!
おばあちゃんは「そうかい、そうかい」って聞いてくれた
花束には、びっくりしてたけど、喜んでくれた!
あっ、大事なこと、話し忘れてた!
「おばあちゃん、セドがずっと同じご飯しかくれなかった」
おばあちゃんの冷たい視線がセドに向く
「どういうことか、あとで聞かせていただきましょうかね」
ふふ、私は根に持つタイプなのだ!!
私の勝ち!
◇
チョコが、話し疲れて眠ったあと
セドは、おばあちゃんに食事の件は、
検証作業として必要だったことを説明。
そして、チョコ以外でもゆりを発動できることが判明したため、
チョコの旅が終了したことと、
チョコの安全のため、王都についてきてほしいことを伝えた。
アルの魔力過多とユニットへの移転についても、もちろん報告した
「そうかい」としか、おばあちゃんは言わないけど
そっと胸をなでおろした様子はうかがえた。
王都への同行は、チョコが望めば…と決定は先送りになった。
静かな夜
セドとアルと、おばあちゃんが
明日、話をきいたチョコがどうなるかを心配する様子を
扉の隙間から、ヤッコがうなずきながら見ていた。




