第十七話 さぁ、帰ろう!
セドは、ずっと忙しそうだった
みんなで奇跡起こせるから、よかったね!・・・では、終わらないらしい
大人って、大変よね~~~~~~
わかるよ~~~~~
たぶん、かなり、やらかしちゃってるよね、これw
でもね~
聖女様って器でもないし
折り紙折ってただけだからwww
異世界物の聖女様って、たいてい大変だから
そこは遠慮して、こっそり折り紙折る人でいたいんだよね~
それに、たぶんだけど
その村のこと、思っている人に折ってもらった方が
絶対に、効果あると思うんだよね!
折り紙は、心を包むように折ると、上手に折れるから
大切な思いを包むように、やさしく、丁寧に
そう・・・
最初が違うんだよね
角を合う、きれいに折る…は、あとからついてきた結果
折り紙って、
できあがった後の自分でもいい
贈る相手でもいいけど
誰かを思って折るものだから
だから、ヤンさんのゆりが、一番光ったんだと思うんだよね~
言わないけどw
◇
夕飯の後、やっとセドが戻ってきた
アルとヤッコと三人で折り紙してたから、
めっちゃ、楽しい時間だったぁ~
でも、アルが、セド化してて、ちょっと怖かった (汗)
別に、ちょっと違うの折っただけなのに
「それ、セドに渡すから」って・・・
なんか、専用の箱にしまってた
ひどい!
◇
「明日、ボスカに向かいます」
ボスカ? どこ???
首をかしげていると
「俺の村だよ、帰るってことだ」
???
ボスカっていう名前あったんだ!!!
帰るの? 帰っていいの?!
ヤッタ~~~~~~~~!!!!
脳内、サンバカーニバル!
おばあちゃんに、ゆりの花束持っていくでしょ
それから、ルルからもらったハートも
あぁ~、ご当地グルメは無理か…カビちゃうもんね
待って、待って・・・
一緒に遊んだみんなにまた会えるってこと!
きゃ~~~~~~~~~~~~~~~~~!
今度は、なにを教えてあげようかな・・・
ちょっと難しいけど、ドレスとか、ブーツとか喜ぶかも
あと、箱、バック・・・
うん、うん、身近にあるものが折れたら、きっとうれしいよね!
・・・・
「チョコ、聞いてるか?」
あっ・・・ やっちゃった
ごめんなさい
どうやら、今までめぐった村に泊まりつつ
アルの村まで、戻るんだって
それにね、ゆりの折り方は、
領主様の魔術師さん達が、周って教えてくれることになったみたい
だから、もう旅は終わり!!
聖女?も終わり!!
おばあちゃん家で、ゆっくりすごすんだぁ~~~~~~
ご飯もおいしくなったし
完璧!
私の勝ち!
◇
「アル、話があります」
チョコが寝た後、セドが俺を外に呼び出した
チョコは、帰れるってよろこんでたけど
たぶん、これで終わりなわけないよな・・・
「アル、申し訳ないのですが
ボスカへの滞在は、最大3日程度となります。
その後、チョコ様と一緒に王都に行ってもらいます。」
「俺も?」
「魔力の移行、保持など
まだ、なにもわかっていません。
アル以外でも可能なのかどうかも、検証が必要です。」
たしかに・・・
誰でも、ユニットに魔力を貯められるなら
魔力に食われて死ぬ子が減る
それに、魔力が貯められるなら
大人達は、色々なことに使うんだろうし・・・
ヤッコの飯、作ってやるの
いまのところ、俺だけだしな
「いいよ」
「それから、おばあさまなのですが…」
「ばあちゃん?」
「できれば、ご一緒いただきたい。
チョコ様が安心して王都に向かわれるように
なので、協力をお願いします。」
あぁ~~~
そうだよな、あいつ、すっかりのんびりするつもりでいる
それが、3日って・・・・・泣くな・・・・・
ばあちゃんが、一緒に行けば、納得するか?
「一応、話してみる」
「しばらくは、チョコ様にはご内密に。
とても、喜んでいらっしゃるようなので。」
それ・・・は、そう
でも、話しておいた方が、あとで泣かないと思うけど
・・・・
まっ、セド、頑張れ!




