第四皇女はどうにかしてお肉が食べたい！　〜だって、この国にはお肉を食べる習慣がないんです〜

私、ルイーズ・ドゥ・グルノー。グルノー皇国の第四皇女です。
趣味は土いじりと、美味しいケーキを作って貰って食べることと、新しい何かを考えること。それから、大好きな本を読むこと！
将来の夢は、誰が何と言おうと「いつかお肉料理を食べたい！」です。だって、この国には、お肉を食べる習慣がないんですもの……。

この物語は、肉食の習慣の無い国に生まれた第四皇女が『お肉が食べられる未来を手に入れる！』を目標に、少々的外れな方向にいろいろと頑張るお話です。

第2章 ザルツリンド王国 王都ゼーレン編
紆余曲折あって、ザルツリンド王国の第二王子の婚約者候補としてザルツリンド王国の王都ゼーレンへとやって来たのですが……。
ザルツリンド王国入国初日に呆気ないほど簡単に私の夢が叶ってしまったので、次なる夢を持つことに。
私この国に滞在している間に「魔獣のお肉を食べてみせるわ！」

第3章 ザルツリンド王国 グフナー公爵領編
領都グフナーデルで冬を過ごすことになったルイーズたち。
知識を活かし、迷惑な魔獣を素材にして新しい産業を起こすことができるかもしれない？
できれば「美味しい魔獣のお肉を食べたいわ！」