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 がたいのいいおっさんのとこで世話になって1週間がたった。


 「ほんとに今日の見張り番セーヤ1人で大丈夫か?」


おっさんは村の門番のような仕事を10人くらいでやっていて色々仕切っている人だった。本名はイワンコフ、それで僕も何か仕事をしないとと思い、仕事を手伝おうと思い今日の夜にやらせてもらうことになったのだけど、おっさんは当日になって急に心配になってきたらしい。


 「だ、大丈夫だよ。人が訪ねてきたらなんで訪ねてきたのかを聞けばいいんでしょ?」


 「そうだ、ただなぁたまに殴りかかってくる奴がいたりもするんだ。お前、ちっこいからなめられそうだし…心配なんだよ」


この1週間、ずいぶんと村の人達は優しかった。そんな中でいくつか気づいたことがあった。

僕がここにきて最初に行ったステータスの確認、あれは本来、魔道具と呼ばれる特殊なものを使わないと見ることが出来ないのだという。またわかるのは 力 魔 早 耐 の4つの項目に職業と呼ばれるものだけなんだそうだ。つまり“スキル”なんてものはこの世界には存在しないものだったのだ。


そして僕の今のステータスがこうなっている


名前:天地 征矢

年齢:12

職業:転移者、格闘家、気の使い手

力 B+

魔 F

早 B

耐 B+

スキル:ステータス表示、鑑定、斧術、気力回復


鑑定はおっさんにお世話になった翌日に牧割りを手伝うことになり、おっさんが手本を見せてくれたのだがその際、よく見とけよと言われよく見ていたら、おっさんのステータスが出てきてびっくりした後で自分のを確認したらスキルの中にあったのだ

そしてその時にやった牧割りで斧術が出てきてたみたいだった

最後の気力回復は休んでいたら手に入って、その時に力 耐がB+になってることに気が付いた。

 「おい、どうしたセーヤ?やっぱり今日はやめとくか?ちょっとぼーっとしてないかお前」


 「いや、大丈夫だよおっさん。きっと、大丈夫だよ…」


最初におっさんのステータスを見てしまったとき僕は目を疑った。


名前:イワンコフ

年齢:34

職業:罠士、元盗賊団団長

力 F

魔 G

早 G

耐 E

スキル:罠づくり、斧術


 おっさんは元々は盗賊団だったのださらに言うとこの村にいる人のほとんどが元盗賊団だった。


次に驚いたのはステータスの低さだ。すべて僕よりも低いあんなにムキムキで大男のようなおっさんが僕よりもステータスが低いなんて思わなかった。で、でもきっとステータスとは関係ない部分で何かあるに違いないって思っている。だってありえないじゃん、この前までベッドで寝込んでいた僕よりも低いだなんて…


そして、夜がやってきた。

僕は村の入り口にある椅子に座り誰かがやって来たらすぐに対応できるように心がけた。だからといってずっと気を張り続けるのはつらいものがある、ほどほどに手を抜こう。そしてもうすぐ夜明けかなとおもう頃にその人たちはやってきた。


 「おい、坊主。こんなところで何をしている?」


馬に乗り鎧を着ていたその人は僕に向かってそんなことを聞いてきた。

ずいぶんと重そうなよろいだな馬が可哀そうだ。何をしに来たんだろ?

 「見張り番ですよ。人が夜中にやってきて誰もいなかったら困るでしょう?あなた様は何をしにいらしたのですか?」

一応、馬に乗った騎士っぽい人なので丁寧に対応出来るように心がける


 「我々はこの辺りにいるという盗賊団の討伐に来たものだ。そしてこの辺りにある村といえばここしかない、この意味が坊主にはわかるか?」


この人達は多分、騎士団での斥候というものだろう後ろのほうに20人ほど馬に乗っていない兵士のような人達がいるのが分かったからだ


 「分かりません。その盗賊団とはそもそも何をしたのでしょうか僕は1週間ほどこの村にいますが悪いことをしているのを見たことがないです。きっと何かの間違…い…で…」


そこまでいったところで僕のいるとことは反対の方があわただしくなっていることに気が付いた。

そしておっさんがこちらに向かって走ってきていた

 「おい、セーヤ大丈夫か?っつ!(こっちにも騎士団が来てやがる!)坊主、早くこっちにこい!」


おっさんのその言葉に僕は一度うなずくとすぐさまそちらにかけていこうとした。

その僕の後ろから馬を走らせた先ほどの騎士が僕を追い抜きおっさんに迫った


 「貴様!こんな子供まで盗賊をやらせているのか!この外道が!」

そしてそのまま騎士の手にした剣によっておっさんは…

村にいた子供は僕だけだった。

その後、僕は騎士達にに連れられて王都に行った。そして、優しかった村の人達が騎士たちの手にかけられ呆然としていた僕は抵抗も出来ず、そのまま孤児院に入れられることとなった。


僕は孤児院についてから何日かは話しかけてくる人も見ずにただただぼーっとしていたがやがて落ち着いてきて僕はある決心をした。いつかこんなとこでていってやる出来るだけ早くだ!そしてこの国にはイワンコフ達にしたことを絶対に謝らせてやる!


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