話の続き22
ブツ切り防止のため、前半数行は前回の投稿範囲とかぶります
「アイスティーと、ホットケーキ、それぞれふたつ」
芙美が勢いよく注文して、奢ってよとおねだりをしてくる。
「えーじゃあ、あたしもー」
佳奈もそれに同調する。
「それ食べたら、帰るんだよ?」
「はいはーい」
調子のいい二人に呆れて福井さんにオーダーを伝えに行く。アイスティーは私が淹れて ホットケーキは福井さんが焼く。
「学校の友達?」
福井さんがそう聞いてきた。
「そうです、大の悪友です」
私は悪友の部分を強調した。
ホットケーキは焼き上がり、私はぴったりのタイミングでアイスティーを淹れて、二人のもとに運んでいく。
ごゆっくりどうぞーと言って戻ろうとすると、佳奈が腕をつかんできた。
「ねえ、それで、どこにいるのよ、そのイケメンは」
ほとんどの女子高生はその手の好奇心を全く隠そうとしない。
原田さんは、ほぼ毎日うちに来る。私が働いていない日も斎藤さんの話によれば来ている。それをこの二人に伝えたのがまずかったのだろう。私を見に来たというより、原田さんを見に来たようだ。
「ちょ、声が大きいってば。窓側の席。パソコンいじってる人」
私は動揺しながら位置と特徴を伝える。横目でチラッと原田さんを見た。少し難しそうな顔をしながら、キーボードをたたいている。
「ほうほう」
佳奈と芙美は二人で何やら目配せをした後、「やるじゃん」といった。
それ食べたらほんとに帰ってよねと念を押して、私は今入店されたお客様に水を運びに行く。
毎日それなりに読み応えのある文量をあげたいんですけど、会話文が多いとどうしても、文量が少なくなります。
もっと読ませろと言ってくれれば、もう少し多めにあげるようにします。




