第三話、決断
Deathの目的、そして柊次は?
柊次[死を持って、僕と共に戦争を終わらせる?]
Death[そうだよ]
困惑する柊次、無理も無い、死を持って終わらせる。それは自分に人殺しをさせ戦争に終止符を打つと言う事だった。
柊次[それって俺に人殺しを強要するって事じゃ無いのか?]
Death[その通りだね]
柊次[チッ、いくつか、質問していいか?]
怒りを堪え、柊次はDeathに質問を問う。
Death[いいよ、気が済むまでゆっくりと]
柊次[まず最初に、戦争が原因で来たのは何故?]
まず柊次が聞いたのは、何故戦争が来る原因になったのかについてだった。
Death[最初に言った通り、僕は地獄への先導者、
立場上、死者を地獄へと導き、死者の魂を新たなる魂へと変え、輪廻転生させる。破損した、またはイレギュラーな魂は砕いて天国のエネルギーに変換する。これが僕の仕事、基本的に、寿命死を迎えた者はイレギュラーを除き基本輪廻転生する。肉体の損傷や病気による魂の損傷は輪廻転生が出来ず天国へのエネルギーとなるって覚えてくれ。]
Deathは自分の仕事とその流れを説明した。
柊次[それで、それが何故?戦争と関係してるんだ?]
柊次は疑問だった。エネルギーが増えればそちらとしても好都合では無いかと?
Death[焦らないで、問題なのはエネルギーの許容範囲外に達している事だ。]
柊次[?]
Death[分からないよね?基本的にエネルギーは僕らにとっても魔力の源だ、けど多過ぎればいいものでは無いんだ。許容範囲を越えればエネルギーは逃げ場を求める。元が魂だからね、帰る場所は一つ]
Deathはとんでもない事を口にした!!。
柊次[まさかそれって?!]
Death[この地上だよ]
柊次はようやく理解した。戦争をすればするほど魔力が地上に流れ、後の恐ろしい事態を招く可能性を
柊次[つまり俺みたいに魔力保有者が生まれてもおかしくない?そう言う事か?]
Death[話が早くて助かるよ。そう、魔力がこのまま地上に流れれば生態系のバランスを完全に崩壊させるほどの事態を招く。だから今までは自然現象を起こして押さえてきたんだけど、昔と違い人間は科学の発展と共に自然に抗う力を得てしまった。流石に自然現象による干渉は意味が無くなってしまった。だから今回は人間の力を借りることにしたんだ。贖罪の意味も込めてね。]
ある程度の事情は分かった、柊次も少しだが納得している。けどやはり人殺しは本人にとって不本意だった。
柊次[理由は分かった。でもやっぱり人を殺すのは、納得いかない。それに死者が増えれば意味が無いのでは?]
Death[確かにこれ以上増えればまずい事になる。だけど原因の破損部位を修理しないといけないんだ。]
Deathは説明した。
Death[今回魔力管、天国へエネルギーを送る、地上でいうところの水道管みたいな物なんだけど、その魔力管が途中の部分で破損したのが原因なんだ、だから修理する分のエネルギーは結局必要なんだ。]
柊次[元々あったエネルギーじゃ駄目なのか?]
Death[エネルギーは劣化などもあるし今直しても戦争が止まらなければ結局また破損する。]
確かに言い分も理由もしっかりしていた。戦争が止まらなければ同じ事の繰り返しで、自分が止めなければ大変な事になる。柊次は納得して戦うしか無かった。
柊次[分かった協力する。けど人を殺さなくていいように俺はこの戦いを終わらせる。エネルギーの劣化前に終わらせればいい話だ。]
柊次は人を殺さない。不殺の道を貫く事を心に決めた。
Death[じゃあ後1年だね。それまでにけりをつければその要望を飲もう]
柊次[分かった、それで文句は無い。]
利害の一致、二人は共に協力し戦争に終止符を打つと誓い合う。
柊次[じゃあ早速、魔力について説明してくれ。]
Death[了解、じゃあ早速説明するね。]
Deathは語った魔力には人によって異なる属性が存在する事をそしてその属性は自然の刹那からなる物で基本的に自然現象を操るといった超常現象みたいな物だと、そして僕は闇属性、この属性は今地獄も含め、確認できているのは柊次とDeathだけだと言う。
柊次[じゃあ魔力は一人一属性なんだな?]
Death[基本はそうだよ、でもいくつかの特殊な方法で二属性以上持つ事が出来る。それは、、、、、、、、と、、、、、、、、後は、、、、、、、、、、、、、、、、ざっとこんな感じだね。でも不殺の君には意味が無いと思うけど。]
こうして柊次はDeathの知識を手に入れ、共に戦う事を決めた。
柊次とDeath、この二人が起こす未来、ここから物語は加速して行く。




