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第九話、『二人がホテルにいく日』

「自転……車、初心者にッ! ヒルクライム、とか……ムチャ、ぶり……すぎるでしょッ!」

「ボクの後ろにつくんだ。引っ張るから」

「ふ……はっ、ロード、レース……マンガ、みたい、ねッ!」

「なんだったら一緒に歌でも歌おうか?」

「……私、ヲ弱虫ペ○ル、ノ、センパイ、扱イ、スル気……カシラ、坂○、クン?」

「すんません。自分チョーシ乗ってましたぁ!」

 好きな娘から鬼気迫る顔で怒られ、ネタを振る時はもっと空気を読もうと思った十五の夏。



 あの告白から二週間――既に七月も終盤近く、夏の太陽がギラギラ輝く今日この頃。

 八月に入ったらさらに暑くなる事が容易に予想できたので、ボク達は無茶を承知でオペレーション・ホテル・バイキングの決行に踏み切った……のだけれど、ぶっちゃけ無茶でした。

 もうね、笑顔でヒルクライムとかファンタジーだわ。暑いわ、辛いわ、苦しいわ、と生きるのに必死になりますよ。それでも惚れた女の前では痩せ我慢! そのやせ我慢を貫いて――


「…………やった、やったよ白さん! 乗り越えたんだよ。ヒルクライム終了だよ!!」

「……………………へぅ……」


 なんとか最大の難所である山越え終了――ッ!

 感動し空を仰ぐボクと、体力限界で俯きながら自転車をこぐ白さん――自転車歴二週間でこの山越えに挑戦し、文字通り乗り越えた彼女の姿に感動! 彼女の意志の強さに敬礼!!

 そのまま下り坂に突入――勢いのまま市街地まで一気に駆け抜けると、視界がだんだんと広大な碧に染まっていく……。

「ここが大妖怪『デイダラボッチ』がウッカリ手をついたらデキちゃったって有名な湖だよ」

「地形を、変える……とか、大……迷惑な、大妖怪、ね」

「富士山も砂遊び感覚で作ったって伝説ウワサの大妖怪だからね」

「スケール……が、でかい、わね。ちょっと……トキメキ、そうよ」

「トキメキ……白さんは大きいのが好きなの?」

「あなたは、小さいのが、好きな、ロリコン、だった、わねッ!」

 全く笑ってない笑顔で笑えない返しが来ましたーッ!

 でもね、絶対信じて貰えないだろうけど、シモネタで振ったワケじゃないのですよ。

 ――……まったく、白さんは変に意識しすぎなんだよ……この欲求不満エロリ娘め。

 …………なんてコトは口が裂けても言いません。言いませんとも! 言ってたまるかッ!!

 と、そんな他愛もない会話をしているうちにラストカーブ。

 ネットで調べた地図通りなら、ここを曲がった先に――


「――あれが自転車三十五キロの旅の終点だよ」


 そびえ建つのは湖の碧に映える白い建物。

 山を越え、谷を越え、ボク等はついにゴールに辿り着いたのです。



「……あれ? バイキング千五百円? 母上は千二百円って言ってたけど……?」

「不景気、だから……値上げ、したの、でしょう……嫌よ、ね……不景気」

 入口の看板とかをチェックしつつ、いまだ息も絶え絶えな白さんと共にロビーへ。

 一歩足を踏み入れれば、大きなガラス越しに広がって見える湖――やはり此処のウリは湖の観光にある様子。正直、なんか場違いなトコに足を踏み入れてしまった気分マンマンですよ。

 ――……えっと、右にレストラン、左にお土産売り場、か。

 行くべきは右――

「じゃあ、先にお土産みよっか」

 だが、今はあえて左へ行く!

「……レスト、ランに……行かない、の?」

「白さん……そんな乱れた呼吸じゃ満足には戦えないよ。ここはあえて休息すべきだ」

「……どんな、体調でも……戦う、のが……真の戦士……ではないの、かしら……?」

「最高のコンディションを維持するのも真の戦士だよ」

「……一理、あるわね」

 ボクの言葉に渋々ながらも納得してくれる白さん。

 ――……理屈では納得しても、感情で納得してないって顔かな。

 いまにも盗んだバイクで疾走り出していきそうなギラギラした瞳をしていらっしゃる。

 どうやら自転車でハッスルしすぎて熱に浮かされている御様子――なんとかクールダウンしてあげなければ熱暴走で暴走してしまう危険性がありそうで危険な気がします。って言うか、ボクもけっこうハッスルしてるわ! クールダウン、クールダウン……。

 ――……失ったカロリー《もの》に報いるためにも、今は我慢……我慢しろ、草壁太陽!


 白さんと二人でおみやげ屋さんをぐるりと一周。

 お互い疲労しているためデート気分なんて微塵も出てこないのがちょっと哀しい。

 ――…………しっかし、ウナギだな。

 お土産のラインナップの三分の一がウナギだと言っても過言ではないウナギっぷりですよ。

 ウナギの骨センベエとか、ウナギのセンベエとか、ウナギの饅頭とか……センベエはともかく、ウナギとアンコな饅頭の味が想像できないのですが、何コレ?

「――草壁くん! コレを見なさい!!」

「どったの? なんか衝撃的なご当地グッズでもあった?」

 と、彼女が指さした先にはこの付近最大の名物、夜のお菓子・うなぎパ……違う!?

「真夜中のお菓子ッ!?」

「そう、真夜中のお菓子うなぎパイ、V・S・○・P――なんていかがわしい……」

 V・S・○・P――健全な高校生男子としてはヴァーサス・○ッパイとか解読したくなる困ったイニシャルっ! 真夜中なアダルト風味でまいっちんぐな想像しか浮かばない!!

 …………えぇ、もちろん口には出しませんよぉ……!

 でも、かなり気になるので買って帰ろうと思いました。

「……ボクが買ってみるから、一緒に食べようよ」

「真夜中に? 誘い方が露骨すぎるわね、このペド野郎」

「誤解だ――――――――――――――――――――――――――――――――――ッ!!」


 ……誤解を解くのは難しかったデス。


 結局、うなぎパイを二箱買い、一箱プレゼントでようやくお許しをもらえました。

 なんて余計な出費……ボクの財政が今月も真っ赤に血塗られた運命に彩られて困ります。

 ――……もはやクールダウン通り越して、心が寒いわ。

 だから、休憩はもうコレぐらいでいいのですよ。

「――さあ、いまこそ我等の『戦』を始めましょうぞ、姫様」

「ええ、きましょう。私達の戦場いくさばへ!」

 人に聞かれたら恥ずかしくても、こういう『開始の合図』を言いたくて仕方ないお年頃。若いボク等は――ケーキバイキングの時に恥ずかしがった――過去なんて振り向かないのさ!

 そう、『若さとは振り向かないこと』だって、呼んどいて光の速さで明日にいちゃう宇宙刑事も歌っていた! ……ちなみにその宇宙刑事のネタ提供は地球刑事な義兄である。



 そんなやりとりを経て――いざ、戦場へ。

 手続きをして戦場へ足を踏み入れる……と、今まで感じた事のない雰囲気プレッシャーがボク等を包む。

 ――……店員さんの『格』が、違う!?

 見ただけでそう思う。思ってしまう!

 だって、みんなスーツでビシッと決めてるのだもの!!

 女性もいるけど、男の方が多いとこもファミリーレストランとは違う。

 そんなプレッシャーに気圧されたボク達は、店員さんに導かれるがままに席に……って、レストランの入口付近で料理から一番遠い場所!? 三秒で案内終了だよ!?

 ――……くっ! 席はまだ空いているというのに……ボク達が若造だからって……。

 でも、文句も言わず席につき――続けてここのバイキング方式の説明を受けました。

 ここは料金後払いで、制限時間は一時間。そして――


 母上が言ってた季節で変わるメインメニューは……廃止されていました――――――ッ!


「六月からメニューのリニューアルをおこないまして……」

 って説明を受けた時には運命を呪いたくなったね。

 一年くらい前とかならともかく、先月って……ボクって運が悪いと思わざるをえないデス。

 その上で千二百円から千五百円に値上げとか……神は死んだって言いたい気分デスよねッ!

 そんなワケで、メインメニューが廃止された以上、システム的には焼肉と寿司のないス○ミナ。出来てる料理を持ってきて食べる――哀しいケドそれが全てなのです、コンチクショー!


 お盆に皿を二枚載せ――さあ、狩りの始まりだ!!

 久しぶりの特殊スキル『鷹の目』発動――広がる視界/メニューの把握――しつこいようだが焼肉も寿司もない。だが――

「お刺身のあるバイキングって珍しいかも」

「……実際にはどうだか知らないけれど、お酢には防腐効果があるから長持ちするって話を聞いたことがあるわ。つまり、お酢を使うお寿司と違って、ただのお刺身は長時間放置の可能性があるバイキングレストランでは扱いにくいのでしょうね。たぶん」

「おー、そんな理由が……」

「もちろんマンガ知識よ」

 大丈夫、問題ない。

 最近のマンガは話に信憑性を持たせるために真実なネタを提供してくれますから。

 まあ、かなり誇張してウソっぽくなってるネタもあるけど……。民明○房みたいなネタもあるけど……まあ、たぶん、きっと、おそらく、とにかく……大丈夫、問題ない!


 ――……まあ、最初はこんな感じでいいかな?

 とりあえず様子見な最初の狩り終了。

 本拠地テーブルに戻ったボク達はお互いの獲物を見比べる。

 ボクが最初のメインメニューとして選んだのは『刺身』――ゆえに『白米』があるのは当たり前。そして、ジャーの側にあった『漬物』と『お味噌汁』がついてくるのも……。

 なんというかメインがアッサリ薄味なお刺身ゆえに。まるで――

「……まるで和風な朝食ね」

「否定出来ない! ――って白さんだって似たような感じだし!?」

「私、今日は朝食食べてないから、朝食ぽくても問題無いのよ!」

「ふ、それはボクも同じだと言っておこう!」

 ランチバイキング行く日に朝食を抜くのは基本ですよ。

 少しお腹に入れたほうが良いなんてコトバはボク達には届かないのサ!

 ※夏に無茶なサイクリングとかする場合は危険ですので真似しないでください。(天の声)


 共感により心を落ち着かせたボクは、改めて彼女のメニューをチラリ。

 あえて一言で表すなら洋風――『バターロール×2』に『ジャム&マーガリン』。オカズには『ミニハンバーグ』に『ミートボール×3』。ちょっと浮いてる感じの『焼きそ――

 ――……ま・さ・か!!

「バターロールと焼きそば!?」

「フフフ、さすがね。よく気がついた……いえ、アナタなら気づくと信じていたわ」

 そう言って彼女はパンにハンドで割れ目を入れる。

「右手にパン。左手に焼きそば――合体! 焼きそばパン!!」

「やっぱりか――――っ!」

 彼女は当たり前のように、そういう行動を取る。

 思い起こせば、最初、ボク達が出逢った時から彼女はそうだった。

 ――…………なんか懐かしいかも。

 あれから新しいバイキングばっかり行って二人でスタミ○行ってないから……たまには初心に戻ってみるのもいいかもしれない、って気分になってきましたよ。

 自作焼きそばパンを幸せそうな顔で食べている彼女を見ると、ホントそう思う。

 ――……なんかブルマでゴハン三杯いけるっていう人の気持ちが解る気がする。

 もっとマシな例えがあれば良かったと心底思うが、思い浮かばなかったのでゴメンナサイ。

 ……幸せそうな彼女を眺めているだけでゴハン三杯はいけそう、って事です。

「草壁くん、頭を動かすよりいまは口を動かしたほうがいいのではなくて?」

「……おおう、もう十分経過してるだと!?」

 大・失・敗。そういえばここは制限時間一時間――かなりテンポよく食べないと『アッ』という間に終わってしまう!

 そんなワケで、少々遅ればせながら――草壁太陽、実食開始《いきま~す》!!


 刺身をオカズに白米を食べ、お味噌汁を飲む。

 なんか自分が日本人だということを凄く実感する瞬間でした。

 ――……おお、味噌汁にアサリが入っておるわ。

 殻がついていないのが嬉しい。

 我が家の貝入り味噌汁は殻が邪魔くさくて食べにくいですからね。

 そういう細かいところで地味に好感度を上げるお安い漢――それがボクです!

 さらに、ガラス越しに見える湖と店員さんによる視覚補正効果も発動!!

 ――……ただの白米すら家で食うよりも美味しそうに見える! いや、美味い!!

 ブラジル焼肉みたいなアウェーよりも、リラックスして食べれるのも素晴らしい。

 ……まあ、比べるのが間違ってる気もするけどね。


 観光地補正発動でリラックスしつつ――二回目の狩りに出発。

 ――今度は『肉』いってみよう!

 と思ってみたけれど、見れば『カニ』があるではないですか!

 ――……いく、しかあるまい……くっ……。

 てな訳で誘惑に抗えず、今回はカニ中心のメニューを組みました。

 カニ、ゴハン、味噌汁で……って刺身とカニが入れ替わっただけじゃないか!?

 ……しかし、薄味のカニを『肉料理』と組ませたら、味なんて消し飛ぶ……それこそカニと組めるメニューなんて刺身ぐらいしか無いんだよ、コンチクショー!

「……また刺身なの?」

「背に腹はかえられないのです」

「言いたいことは解る気もするけど、その言葉の使い方はどうなのかしら?」

 そう言いながら白さんはカレーを美味しそうに口に運ぶ。

 こういうトコのカレーはレトルトな気がして微妙なのだが、彼女にそんな事は関係ない。

 ……そもそもカレーを『パン』で食べている時点で、ボクの常識の斜め上を行ってます。


 カニとゴハンを味わい……さあ、三度目の出陣だ!

 こんどこそ肉! って事で、ハンバーグにミートボール。ついでになんか名前の分からない煮込んだ肉料理の肉だけ拾い、続けてシュウマイをゲット……で、最後にゴハンと味噌汁。

 ――……うむ。なんか地味に美味い。美味いんだけど……。

 なんか懐かしい味のするハンバーグとミートボールでご飯がススムくん。

 名前の分からない料理ヤツもなかなか美味しいし、シューマイもカラシがピリリと良い感じなのだけど……グリンピースはいらんのです! お偉い人にはそれが解からんのですか!?

「……ゴハン、三杯目よ」

「……まだまだ序の口サ」

 そういう白さんはパン(三セット目)にハンバーグを挟んで食べてますけどね。

 ――……今日の彼女はどこまでもパン食人しょくにん……そのこだわりは美事!

 ボクも負けずに四度目の出陣……と行きたいトコだけど――

 ――……まだ食べていないメインメニューは……カレー、だけ、か……。

「いまさらかもしれないけれど、ここのカレーはレトルトっぽいわよ」

「背に腹はかえられないのです……。コレ食べたらデザートいきます」

 強がりで笑いながら、かなりレトルトっぽいカレーを噛み締める愚者ボク

 ――……戦えば負けると解っていたのにな……なぜボクはこんな……。

 って、グリンピース入ってるよ!? 何故、カレーにまで緑豆を入れるのですかッ!?


 ……まあ、とりあえず一巡したので宣言通り次はデザートいこうと思います。

 残り制限時間は半分――約三十分! サクサクいこうか!!

 と、思っていたんですケドね………………………………………………………………不覚。

「まあ、ゴハン四杯食べればお腹は膨れるわよね」

「…………笑ってやってください。この愚か者を」

 いまさらながらボクは『食事を楽しむ者』であって、『たくさん食べる者』ではないということを思い知る。ぶっちゃけオカズ付きでゴハン四杯食べれば、十分満腹なのですわ。

 ――……完全にペース配分を間違えた、かも。

 白さんの『仕方のない人ね』って顔を見ると、こんな失敗もアリって気分になってくるけれど――ボクはここで終わりたくない! 終わるつもりはない!

 何故なら、ここは……デザートのほうが豊富だから!

 ミニケーキ、ヨーグルトにプリン。タルトな器にクレープ生地とそれにのせるホイップクリームとカスタードクリーム、ブルーベリーにストロベリー、チェリーにピーチに、パイナッポー。チョコレートタワー用のミニシュー、バナナ、マシュマロン……ああ、そうだ! ボクはこんなところで……絶対にここで終わるワケにはいかないんだ!!

 ――……使う、か……。

「……ボクは無茶はしても無理をするのは嫌いなんだよ。バイキングで無理をすると、後味がホントに悪くなるから……逆流とか、ホント最悪だからね」

「人が食事中に突然『逆流』とか言わないで欲しいわね。想像しちゃうでしょう」

「でも、漢には負けると解っていても戦わなければいけない時があるんだ!」

「話が咬み合わない!?」

 いまさらである。

 基本、内面でいろいろ考えた挙句に結論を口走るのがボクの悪い癖……解ってるなら治せよと言いたいかもしれないが、解っていても治せない癖もある!

 だからいまは突き進もう――我道を!

「人間の胃には『幽門』と呼ばれる、腸に繋がる門がある」

「…………へ?」

「そして、その昔、とあるフードファイターは特殊な体操をする事でその門を人為的に開き、限界を超えて食したという」

「――!? ま、まさか、アナタ……」

「見るがいい! その情報を元に我が家に伝わる忍術と組み合わせて編み出した奥義――」

「八門遁甲ッ!?」

「違う! それ、チャクラな忍術だから! ボク、チャクラ使えないから!!」

「……それは凄く残念だわ」

 ホントに残念そうな顔でガッカリしておられるのでなんか罪悪感……いやいや、気を取り直して、今度こそ奥義発動いきまーす!


「改めて……幽門開! 奥義『裏わんこ体操』ッ!」


 言葉とともに、腰を動かしお腹を刺激する。

 目立たないように、小さく、小さく、地味ぃ~に。

 ……おかげで周囲からは注目されないけど、白さんもキョトンとした顔してたりします。

「――よし、完了。これでボクはあと三十分は戦える!」

「え!? うそ、ホントに終わったの? ダメよ、必殺技はもっと動きつけないと!」

 ……ダメ出しされました。

 まあ、言われると思ったけどね! 自分でも『奥義』って言う割に地味だって自覚はあったさ!! でも、それ以上に目立つのは嫌だったんだよ! 肩身が狭い思いして食べにくくなったら元も子もないのですよ! そ、そんな目で見ないで――――――――――――――――ッ!!

「……ぐ、忍者とは耐え忍ぶ者……耐えろ! 耐えるんだ、草壁太陽ッ!」

 お腹には余裕ができたのに、胸いっぱい。切なさ炸裂な気分ですわ……。



 ……まあ、とにかくデザート持ちにいきましょう。

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