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異世界で最強の冒険者は現代グルメに敗北する〜美味い飯に感動していたら最強従魔が太りました〜  作者: 砂糖


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水中ダンジョンへ行く

「ここだな…」


俺たちは海龍蛇に教えてもらった場所に来ていた。鱗で作ってもらったペンダントがあるから水中呼吸も気にしなくていいから楽だ。


「よし、どんなモンスターが出てくるかわからないから一応気を付けて行くぞ」


そして俺たちは扉を開けて中に入った。


「珊瑚礁が広がる綺麗な海だな……」


『うむ!沖縄の海も綺麗だが、ここも比べ物にならぬな』


「珊瑚が綺麗なのです!」


これ俺たちは飛行魔法で飛べるからいいが、普通の冒険者ならこの1階層すら突破出来なくて詰みじゃないか?さすがにモンスターがいる海を泳いで渡る奴はいないだろう。多分。


『海にモンスターの気配がちらほらあるが、どれも知らない気配だな』


「美味ければいいんだけどな」


俺たちは飛びながらモンスターの気配がするところまで移動した。


「これは…シェルフィッシュっていう魚で食えるみたいだぞ!フェン、狩った魚はアイテムリングに入れといてくれ!」


『うむ、承知した!初めて食べる魚だ、たくさん狩っておく!』


「ふれーふれーなのです!」


メリルの可愛い応援で俺たちは群れで襲ってくるシェルフィッシュをたくさん狩り尽くしたのだった。


『む、主よ!あれはなんだ!』


小さいモンスターがこちらに向かって泡で攻撃してきているが、どれも弱すぎてシャボン玉みたいな威力しかない。


「これはバブルジェリーというクラゲみたいなモンスターで食えないから無視でいいぞ!」


『食えないなら興味はないな』


でも一応ギルドに提出するかもしれないから1体だけ狩っておこう。


そういえばこの生えてる草も食べられるのか?


「これは普通の昆布だな。てっきり植物系モンスターとかかと思ったが普通すぎる昆布だ。味噌汁の出汁用に少し取るだけでいいか」


やっぱり水中にあるダンジョンなだけあって海の魚とかが多いのだろうか?俺は魚でもいいんだが肉好きのフェンからしたらあまり魅力的なダンジョンじゃないかもな…


さっさと2階層へ行こう。


「次も海だが、これは……海藻の森といったところか?」


海の中は先程の珊瑚礁とは違い、海藻だらけでモンスターの気配がわからなければ見つけるのは難しいだろう。


「っ、あれは海藻に擬態しているのか?」


俺たちはまた海の上を飛んで移動していたのだが、海藻に紛れて大きなモンスターが近付いてくる俺たちを狙っていた。


「あれはケルプサーペント、見たことあるモンスターだ。フェン、噛まれたら麻痺毒がかかるから気を付けろ!」


『うむ!』


この蛇肉は食べたことないが、浄化で毒さえ解毒できれば美味く料理できそうだ。見つけたら追加で狩っておこう。


「うおっ、なんだ危ないな」


この高速で移動してくるモンスターは……シザーフィッシュというのか。ヒレが刃物のように鋭くて高速で泳ぎながら俺たちを斬りつけようとしてくる。


なるほどこいつが海の中の初心者キラー的な存在だ、一応気を付けなければ。


だが、鑑定結果で生食可能と出れば狩り尽くすしかあるまい。俺は海鮮丼が食べたいからな!


「主さま!この昆布はもういいのです?」


「ああ、昆布はさっき取ったからな…いやこれはワカメだな、普通のワカメだ。少し取っていこう」


時々あるこの普通シリーズはなんだか気が抜けてしまうな…せめてダンジョン産で美味くなってるとかならいいんだが。


『主よ階段を見つけたぞ』


俺たちはさっさと3階層へ向かった。


「海じゃなくて洞窟か…」


先程までとは変わり、足元に多少の水溜まりはあるが海ではなく洞窟になっていた。


『ここは食材ではなくどちらかというと金策目的か?』


壁一面の鉱石や水晶、それだけで価値はありそうだ。


「ここにある鉱石や水晶も取っていこう、未発見のもあるかもしれないし魔導具にも使えるかもしれない。いいのがあればあの魔導具技師に売ってもいい」


『うむ、それなら主は鉱石を我はモンスターを狩ってこよう』


そしてフェンはモンスターを探しに走って行った。よし、俺はツルハシで鉱石と水晶を取っていこう。


「これはよくある月光水晶だな」


青白く発光していてダンジョンを照らす水晶だ。加工してランタンや街灯などによく使われる一般的な水晶だ。

これはよく出回っているから少しだけの採取でいいだろう。


「主さま!あれも取りたいのです!」


これは星屑結晶だ、希少な鉱石だが見たことはあるな。


キラキラ輝いていて壁や天井に星空のように散らばっているのが特徴的だ。


アクセサリーや魔導具に使われるのだろうか?これはあるだけ採取していこう。


「メリルよく見つけたな。これは売れるぞ」


「嬉しいのです!」


喜んでいるメリルは今日も相変わらず可愛いな。


「これは初めて見るな…深海蒼晶というのか」


なるほど、水属性の水晶で冷却効果を持つのか。水属性の武器や魔導冷蔵庫などに使えるな。


未発見かもしれないし高く売れるかもしれない、これもあるだけ採取だ!どうせ俺しかこのダンジョンに来られないからな。


そうしてるうちにモンスターを探しに行ったフェンが戻ってきた。



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