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異世界で最強の冒険者は現代グルメに敗北する〜美味い飯に感動していたら最強従魔が太りました〜  作者: 砂糖


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森林鶏の炊き込みご飯とフライドチキン

解読や複写をし始めてから3週間ちょっとがたちようやく全てが終わろうとしている。

すでに肥料を作り始める準備が進められていたり、ポーションの味についても薬師が作り始め試薬品が売られ始めているらしい。


そんな中、俺は1人の研究者からとても興味をそそられる話を聞いた。


「リックさんって日本の料理にハマり海外から来たのなら沖縄の海にいる沖縄でしか取れないモンスターとか機会があれば是非食べてみてください!」


なんでもその研究者は沖縄出身で、今でもたまに帰省して食べるのだとか。


船で海に出てモンスターを倒せればだが、味はとても美味いらしい。それは是非1度行かねばなるまい!ということで次の目的地は沖縄に決まったのだった。


「ということで次の目的地は沖縄だ」


『そこでしか食えぬ物か、楽しみだ!遺跡では我らはすることがなかったのでな、久しぶりに強敵でもよい!』


「私は応援係なのです!」


結局遺跡関係で俺が長いこと拘束されたことでフェンとメリルには随分暇にさせてしまった。今日の夜ご飯は豪華に森林鶏とキノコの炊き込みご飯と森林鶏のフライドチキンだ。


俺はキッチンに立ち、まずは炊き込みご飯から作り始めることにした。


まずは皮付きのまま鶏肉を1口大に切り塩を軽く振っておく。


キノコはなんでもいいのだが今回は陽炎茸と月雫茸を食べやすく切っておく。


油を引いたフライパンに鶏肉とキノコを炒め、パチパチと音を立て鶏皮から透明な脂が溢れ出し香ばしい香りがすれば後は米と炊くだけだ。


米に水と出汁、酒にみりんと醤油。その上に炒めたキノコと鶏肉を乗せて炊飯する。


その間に次はフライドチキンの準備だ。


昨日のうちから下味を漬け込んでおいた鶏肉を冷蔵庫から取り出し、衣を付けていく。

今回はシンプルに塩胡椒と小麦粉、片栗粉を混ぜ合わせた衣だが、ここに香草を混ぜたハーブ風味にしても美味いだろう。


ここでのコツは鶏肉に衣をギュッギュッと押し付けることでゴツゴツとした衣になることで、食べた時にザクッとして美味くなる。


最初は170度の温度で5〜7分揚げて、1度休ませる。その後180度で2分ぐらい揚げて完成だ。


ちょうどよく炊き上がった炊き込みご飯を茶碗に盛り付け、フライドチキンと一緒にテーブルに並べていく。……サラダとかスープ作ってないけどいいだろうか?


まあ、フライドチキンがたくさんあるから許してくれるだろう。


「よし、できたぞー」


『うむ、さっきからずっといい匂いがしておった!』


「私もキノコのご飯食べてみたいのです!」


今日は珍しくメリルは果物じゃなくて俺たちと一緒のご飯らしい。同じのを食べるのってなんか嬉しいよな。


『この米も美味いがやはりチキンだな!このチキンはいくらでも食える!』


「キノコの旨味が美味しいのです!」


この森林鶏のフライドチキン美味いな……他にも親子丼とか照り焼きとか唐揚げ、色々作りたいメニューがあるな。なくなったらまた狩りに行こう。


『沖縄にはどうやって行くのだ?』


「さすがに飛行機だな、明日1日休んで明後日に向かうか。また空間の中に居てもらうことになるから着いたら出すよ」


「何が食べられるのです?」


「海で取れるって言ってたから海鮮なんだろうか」


俺としたことが現地でしか食べられないと聞いて喜んで向かう予定だったが、何が取れるのか聞くのを忘れていた。まあ食い物ならなんでもいいか。


「海見るの初めてなのでとても楽しみです!」


俺たちも異世界での海は見た事あるが日本に来てからは初めてだな。メリルが気に入ってくれるといいんだが……



────────────────────


そして2日後、俺は飛行機に乗って沖縄まで来ていた。


今は夏だから横浜も暑かったが、沖縄はかなり暑いな……


『氷魔法で涼しくしてくれ』


「私もなのです〜」


みんなして暑さでへばりそうだが、船に乗せてもらうために港へ向かった。



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