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第52話︰決戦! オーガキングの君臨
最上階。そこにいたのは、5メートルを超える紅い巨人――『オーガキング』。
Bランクの頂点。彼が棍棒を振るうたび、塔全体が震えた。
(ドォォォォォォン!!)
「……。デカい。だけど、あの大英雄のプレッシャーに比べれば……!」
俺は、あの夜の宮殿での「音」を思い出していた。誠十郎さんが最強の男と渡り合っていた、あの神業のような剣鳴。
今の俺にあんな真似はできない。だけど、彼が言っていた「理」の断片なら、掴めるはずだ。
「……。マリア、正面を頼む! カスミ、重力術式! ユフィ、奴の視界を奪え!」
俺の指示に、仲間たちが完璧に応える。
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