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俺のチート能力で異世界無双計画はどこいった?〜「木の枝」と「経験値1.2倍」でダンジョン探索〜  作者: KATARIBE


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第53話︰終焉の一閃! Bランク昇格への凱旋

オーガキングの棍棒がマリアの盾を叩き、火花が舞う。

その一瞬、棍棒を振り上げたオーガの脇腹――筋肉の動きが止まる「淀み」を俺の目は捉えた。


「――行けぇぇぇッ!!」

【経験値1.2倍】の蓄積が、俺の身体を反射的に動かす。

比翼の二連撃。


(シュパァァァンッ!!)

俺の双剣が、オーガキングの心臓部を鮮やかに断ち切った。

巨体が崩れ落ち、塔に静寂が戻る。


【エピローグ:Bランク昇格】

ギルドの受付。提示されたのは、金貨80枚の報酬と、輝くBランクの冒険者証。


「……。やった。……。返せる。金貨50枚、しっかり返せるぞ……!!」


俺は受付で金貨の袋を抱きしめ、本気で泣きそうになった。

マリアとエリザベスは「誠十郎様への追加の茶葉代」について話し合っているし、カスミは俺の報酬から手数料を抜こうとしているが、今はどうでもいい。


■ 本日の成長

大翔: Lv 25 → 30(経験値補正により、剣技の『理』を一部習得)

マリア: Lv 26 → 29

ユフィ: Lv 24 → 27

カスミ: Lv 25 → 28

俺たちは、確かな足取りで塔を後にした。

Bランク。これからはもっと稼げる。そして


――もっと、あの人の背中に近づけるはずだ。


(第53話・完)

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