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第51話︰極限の登頂! 限界を超える「執念」
30階層。空気は薄く、魔圧は増していく。
脚が重い。だが、頭の中には師匠のあの涼しい顔と、無慈悲な『請求書』がチラついていた。
「……。ここで引いたら、あの真剣稽古が待ってる。……。それだけは、絶対に御免だッ!!」
「……先輩。……。執念ですね。……。その執念、魔力に変換してあげます」
カスミが俺の肩に手を置き、一時的に痛覚を麻痺させる術式を流し込む。
マリアとエリザベスは、もはや「誠十郎様への奉納金」を稼ぐ聖戦のようなテンションで階段を駆け上がっていた。
⋯正直、そのエネルギーの半分でも俺に分けてほしい。
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