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俺のチート能力で異世界無双計画はどこいった?〜「木の枝」と「経験値1.2倍」でダンジョン探索〜  作者: KATARIBE


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第48話︰螺旋の罠! 疑心暗鬼とカスミの指先

塔の中層。螺旋階段には、嫌らしいほど精密な魔導罠トラップが仕掛けられていた。


「……。先輩。……。この術式、あの人が山奥に仕掛けていた『弟子の逃亡防止用罠』に比べれば、子供騙しです。……。私が上書きしますから、そのまま進んでください」

カスミが『無限符の書』をパラパラと捲り、壁に隠された術式を次々とハッキングしていく。


俺は冷や汗を拭った。あの一切の予兆がない誠十郎さんの罠に比べれば、確かにここはまだ「慈悲」がある。


「……誠十郎様は常に仰っていました。……『足元を疎かにする者に、剣を握る資格はない』と。……。ああ、この罠を潜り抜けるたびに、誠十郎様のご指導が肌身に染み渡ります……!」

マリアが恍惚とした表情で、迫り来る落とし穴を跳躍で越えていく。


後ろでは、エリザベスが「誠十郎様って、教育熱心な方なのね……」と感心したようにメモを取っていた。


「……。ユフィ、あれをまともに受け取るなよ。……。俺たちはただ、金貨50枚のために必死なんだ」


「……。うん。大翔、お肉のために頑張ろうね……」


ユフィの現実的な言葉が、一番心に沁みた。


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