第59話 並行世界の救済フィルター
まえがき
第59話 並行世界の救済フィルター
改編2026 「女子高生は大統領〜転生女子高生」
7万5千文字
この小説の改編前の元タイトルは
「女子高生は大統領」の32話
【三十二】アトランティスを超える異変が
自作小説を書き直して別作品としています。
大幅に割愛加筆分割して各話を3分以内用にしました。
三日月未来
神使セリエの話が珍しく長く続いている。
「世界は再び危機に頻している。魂に自浄作用があるように、地球にも自浄作用があるのじゃ」
「地球から見れば人間は皮膚に寄生するダニのような存在じゃ。
ーー 地球の女神さまも並行世界の女神さまも慈悲深きお方で救済を準備しておるのじゃあ」
「但し、大陸に危機を及ぼす汚れた魂の多い国の民に慈悲は無いが天界の都合もある。
ーー 並行世界が救済フィルターを準備している」
「皇国鎖国の理由は、関わるなじゃ。破れば同じ轍を歩むことになるのじゃあ」
「康代よ、ブラックストンの今回のはまだ前兆に過ぎない。
ーー 康代と仲間たちは、この問題に蓋をして拡散させないことに専念するのじゃあ。
ーー 皇国を守るためにお前らが出来る最初の砦じゃ」
『はい、セリエさま』
「康代たちは民の心を和ませるのが使命じゃから継続せよ。ただな、康代・・・・・・。
ーー 今回はアトランティスとは比較にならないかもしれないのじゃよ」
『セリエさま、それは何のことですか』
「アトランティスは前兆から沈没まで十年以上掛かったが今回はもっと早くなる。
ーー 負のエネルギー量がモンスタークラスじゃからな」
「アトランティスは人間の傲りが引き起こした悲劇じゃが、今回は違う・・・・・・。
ーー 人間たちの汚れた魂の増大なんじゃから負のレベルがまるで違うのじゃあ」
「今後一部のニュース配信は神のフィルターで受信出来なくなるだろう。
ーー 康代たちには見えるが関係者以外に口外してはならないのじゃあ」
「そこの者、くれぐれも喋るではないぞ」
「はい、分かりました」
田沼と若宮は、震えた小さな声で答えた。
「康代、じゃあ何かあれば、いつでも連絡せ」
セリエは康代にだけテレパシーを送った。
『セリエさま、ありがとうございます』
セリエは光になって消えた。
「毎回、美しい虹色の光でござるな」
『静女の変身も素敵よ』
「康代殿も、お世辞が上手くなったでござるよ」
⬜︎⬜︎⬜︎
『さてみなさん、私の代わりにセリエさまがすべて説明して下さいました。
ーー ニュースの制限フィルターも神さまの方でされることになりましたが、
ーー 気を緩めずプラスエネルギー増大政策を推進しましょう』
「康代殿、秀美にお任せください」
『秀美はいるだけで、頼もしいですわね、信美』
「前世から変わらぬ性格です」
「信美さんは、お人が悪いですよ」
「そうかな、お互いさまではないかな」
『じゃあ、今夜の重要な案件は終わりなので、学園寮に戻って解散しましょう』
女子高生警備5名は、誰もいない校舎の中を康代たちを警護しながら送り届けた。
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三日月未来




