第58話 アトランティスの悲劇の謎
まえがき
第58話 アトランティスの悲劇の謎
改編2026 「女子高生は大統領〜転生女子高生」
7万文字
この小説の改編前の元タイトルは
「女子高生は大統領」の31話
【三十一】大きな黒猫と御伽噺!
自作小説を書き直して別作品としています。
大幅に割愛加筆分割して各話を3分版にしました。
三日月未来
康代たち政府関係者には下校時間以降の校舎への出入りが24時間許可されていた。
時間外には徳田幕府の女子高生警備が3名以上付き添う決まりがあった。
今回は政府幹部に警備5名が同行している。
「さすが時間外の学園は不気味な雰囲気でござるな」
「静女さんの言う通り薄気味悪いです」
「秀美が言うと余計に怖くなるわね」
利恵の言葉はフォローになっていない。
⬜︎⬜︎⬜︎
学園寮から秘密の特殊通路を通り生徒会室の入り口に到着した。
内側のセキュリティ扉から執務室に入った。
女子高生警備は扉の外で待機している。
⬜︎⬜︎⬜︎
『みなさん、インターネットニュースで聞いている通りーー ブラックストンの火山活動が活発化しています』
『私たちは負のエネルギー量を抑制する政策を進めて演劇を準備しています。
ーー 無闇矢鱈に情報が一人歩きすると思わぬ力に負のエネルギーを与えてしまいます』
『滅多矢鱈には出来ない禁じ手を考えました。
ーー 方舟計画と関係あるので他言無用でお願いします。
ーー 政府が皇国三千万人の安全を守るために一部の危険情報に蓋をします』
「方舟計画って何ですか?」
『危機管理上のトップシークレットですが、もう近いかもしれないので田沼さんにお伝えします』
『神国である皇国だけが地球の未来を受け継ぐ計画です』
「そんなアニメみたいな御伽話があるんですか?」
⬜︎⬜︎⬜︎
神使セリエが黒猫姿で田沼と若宮の前に現れた。
『あらセリエさま、今日はいつもより大きくなっていませんか』
「予は、怒ると大きくなるのじゃーー もっと大きくもなれる」
「そこの者、御伽話と言ったか!」
喋る黒猫に度肝を抜かれた田沼と若宮は真っ青な表情を浮かべた。
「康代が心配しているのは、お前のような専門馬鹿じゃよ。何でも科学で解決できると錯覚しておる」
「お前らの顕在意識が錯覚で見たつもりになっているのは全体の一部なんじゃ。人間の言葉で氷山の一角とも言うがな」
「康代に代わってお前にキツく言う。
ーー 皇国の存亡が掛かっている。
ーー 余計な情報はマイナスエネルギーを増大させるだけじゃから喋るな!」
「背けば、神に贖う者となるぞ」
セリエは更に大きくなった。
「予が、この場でお前を食べてもいいのじゃが。美味いかな」
田沼と若宮は床にへたり込んでセリエを見上げた。
「まぁ真っ青じゃな。冗談じゃ許せ」
セリエは小さくなって元の姿に戻った。
「其方たちが予を見るのも聴くも限定解除の結果じゃ。
ーー 今、お前たちにスキルを与えた。
ーー 予の説明を聞き理解出来るだろう」
「そして、前世記憶が無い者には、前世記憶を付与した。どうじゃ」
田沼と若宮は顔を見合わせた。
「まぁそんなに驚くな。地球の創造神から見れば、マグマは地球の血液じゃ、大地は地球の皮膚じゃ。地球に寄生する動植物と同じように人間だけが特殊じゃ無いのじゃよ」
「汚れた魂が、アトランティスの悲劇を生んだのじゃ分かるかな?」
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三日月未来




