第54話 YBSGで験担ぎよ
まえがき
第54話 YBSGで験担ぎよ
改編2026 「女子高生は大統領〜転生女子高生」
この小説の改編前の元タイトルは
「女子高生は大統領」の29話
【二十九】まな板の上の鯉でござる!
自作小説を書き直して別作品としています。
大幅に割愛加筆分割しています。
三日月未来
神使セリエは黒猫姿で康代がいる生徒会執務室に現れた。
『セリエさま、お久しぶりです』
「康代よ、状況が変わり始めたのじゃ」
セリエは内容によって語調が変わる癖があった。
「西和のゴールドストンは聞いておるな」
『はい、セリエさま』
「ところが西和のブラックストンが怪しくなっておるのじゃ。
ーー どちらかが合図になる。同時爆発も有り得るのじゃ」
『西和大陸沈没の合図ですね』
「並行世界の女神が善人の魂救済に動いておるから心配ないじゃが・・・・・・ 」
『よく分からないのですが』
「ちと、其方には難しかったかな」
「並行世界パラレルワールドにはいくつもの大きな扉があるのじゃ。
ーー そして中間世界には、魂対応の扉があるのじゃが問題があってな・・・・・・ 」
「じゃが、大陸沈没の天災級となると話は別じゃ。
ーー 中間世界の女神が、西和の善人救済のため、
ーー 並行世界パラレルワールドの扉を新しい魂対応扉に変更したのじゃ」
「善人の魂は、並行世界に逃れて救済される予定じゃ」
ーー しかし悪人の魂に神の手は差し伸べられないじゃ」
「康代たちは西和の状況次第でーー 鎖国を厳しく管理してくれれば良いのじゃよ。
ーー 皇国の結界は皇国の八百万の神々と予が守るから安心するのじゃよ。康代」
『はい、セリエさま。ありがとうございます』
神使セリエは光になって消えた。
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田沼と若宮は、インターネットニューススピードの配信を見ている。
「最近、西和帝国のゴールドストンの異変をお伝えしていますが、今日、ブラックストンで異変がありました」
「詳細は不明です。最新情報が入り次第、お伝えします」
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「田沼先生、ゴールドのあとでブラックも来ましたね」
「若宮さん、レッドストンも注意かもしれませんね」
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神聖女学園の食堂では、女子高生が西和帝国の話題に夢中になっている。
「永畑火山の件といい、最近YBSGだわ」
「十分、やばいわね」
「まさか、ドカンとかあったら地球大丈夫かな」
「専門家は、大丈夫じゃないと言っているらしい」
「皇国は八百万の神さまに守られているから大丈夫よ」
「そう言えば、今日は大祓ね。あとでお参りで験担ぎがいいわね」
「それ最高ね」
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康代、信美、水景、姫呼、静女の耳にも女子高生たちの井戸端会議の内容が聞こえていた。
康代たちは午後の授業はお休みとなって、宝田劇団の予行練習に参加する。
「康代、いざ鎌倉という雰囲気ね」
『もう、まな板の上の鯉と言う心境よ』
「康代もそうでござる時があるとは、知らなかったでござる」
『静女の買い被りよ』
「じゃあーー 康代、行くわよ」
水景の言葉を合図に食堂を離れ講堂に向かう5人だった。
天女天宮静女は徳田康代大統領の側近として付き添っていたが、静女の好奇心が紫色の瞳に溢れていた。
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三日月未来




