第52話 天女静女のスタンドイン?
まえがき
第52話 天女静女のスタンドイン?
改編2026 「女子高生は大統領〜転生女子高生」
この小説の改編前の元タイトルは
「女子高生は大統領」の28話
【二十八】天女静女のスタンドイン?
自作小説を書き直して別作品としています。
大幅に割愛加筆分割しています。
三日月未来
康代、織畑、姫乃、和泉と静女は、康代の部屋で台本を片手に読み合わせを始めた。
主役の部分は静女がスタンドイン代役で手伝っている。
「徳田さん、織畑さん、緊張すると動作や声が小さくなるからオーバーで丁度いいのよ」
『姫乃部長、ありがとうございます』
「水景でいいわよ」
「私も姫呼でよろしくね」
『じゃあ、水景、姫呼、そして信美と静女、始めましょう』
康代が部屋の中央で号令を掛けた。
「舌を噛まないように注意してね」
「ちょっと滑舌練習しようか」
姫乃が滑舌練習のコピーをみんなに配った。
「ちょっとするだけで舌の動きが滑らかになるわ」
『信美の言う通りね。するとしないでは段違いですわ』
途中何度か休憩を挟んで読み合わせが終了した。
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「康代のところの紅茶は毎回、美味しいわ」
『これは、オレンジペコね』
「オレンジペコか、ところで皆さん今夜はどうされますか。夜も遅いし」
『水景、姫呼、信美、良かったら泊まる?』
「お邪魔じゃないかしら」
「そんなことないでござる。静女は歓迎でござるよ」
『お稽古も終わったので百人一首のような短歌を書いて見ない』
「五七五七七、でしたね」
「やっぱり古典の延長でござるな」
『そうね、今ではかるた大会も盛んね』
「何処かの出版社が短歌のコンテストを開くそうよ」
「面白そうね、僅か三十一文字です」
『素人の私たちはインスピレーションで書くだけですわ』
「あれ、そう言えば、台本に短歌のシーンがありませんでした」
『流石、姫乃さんは台本をよく読まれていますわーー 私なんか表面の台詞をなぞるだけで精一杯です』
「徳田さん、この間オーディションね。不合格者はいなかったそうよ」
「ただ、選抜されたのが私たち四人だったと言う話の説明を関係者がしていたそうよ」
『そうだったのね。神聖演劇部はさすがね』
「康代、短歌いいかもでござる」
『静女も、そう思うの。宝田劇団の方がひと段落したら短歌もね』
「うちに短歌部ってあったかな」
「かるた部はあるみたいよ」
『じゃあ百人一首の世界ね』
「懐かしいでござるな」
『じゃあ、次の企画は短歌で決まりね』
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インターネットニューススピードが西和帝国のニュースを配信していた。
「西和帝国の各地で超常現象が発生している模様です」
「どんな状況ですか」
「元に戻ってしまうそうです・・・・・・ 」
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「魂の年齢でござるな? 」
『静女、それどう言うこと』
「善悪の判断でござるよ」
『分からないわ』
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神使セリエが康代の前に現れ説明を始めた。
「肉体年齢は見せかけの年齢にゃあ。生まれ変わり人は幾度も生まれ魂も年齢を重ね魂の年齢が上がるにゃあ」
『セリエさま、よく分かりません』
「天女の静女の魂の色は紫にゃあ、年齢は無限歳にゃあ。康代は金色にゃあ、魂の年齢は700歳にゃあ」
『私って、妖怪なの』
「地球年齢と宇宙年齢は違うにゃあ。魂に停滞は存在しないにゃあ」
『じゃあセリエさま、銀河の何処かで生まれ変わることもあるのですか』
「そうなるにゃあ。魂の年齢が幼児の場合、善悪が分からず欲望に支配されるにゃあ」
『セリエさま、分かりました。ありがとうございます』
セリエは光になって消えた。
「康代殿、流星群でござるな」
康代は天体望遠鏡を覗き天の川に心を寄せた。
学園都市の夜空に無数の流れ星が輝いていた。
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三日月未来




