第49話 夏越し大祓前の夕食会
まえがき
第49話 夏越し大祓前の夕食会
改編2026 「女子高生は大統領〜転生女子高生」
この小説の改編前の元タイトルは
「女子高生は大統領」の27話
【二十七】夕食会でスーパー記憶なの?
自作小説を書き直して別作品としています。
大幅に割愛加筆分割しています。
三日月未来
神聖神社の神主であり教師の秋野晴美は、夏越し大祓の準備で多忙な日々を送っている。
神聖女学園の中庭は秋野の憩いの場でもあった。
徳田康代、織畑信美、姫乃水景、和泉姫呼が中庭に到着すると、秋野先生が読書をしていた。
『秋野先生!こんにちは』
「あら康代さん、珍しい組み合わせね」
『はい、明日から宝田劇団の予行練習に参加します』
「そんなことになってたのね」
『はい、緊張しています』
「康代さんでも緊張されることがあるのね」
秋野は笑いながら言った。
『そんなことありませんわ、先生』
「姫乃さんも、ご一緒なら大船に乗ったも同然ね」
「先生、大船じゃないですよ」
和泉もツッコミを入れる。
「姫乃さんは、大船ですよね」
織畑の追い討ちがグサリ。
「姫乃さんの演技はオーラが違いますから、やはり大船です」
『ところで先生、明日は大祓ですね』
「そうなの夏越しは暖かいから冬よりは恵まれています」
『水無月の6月って色々とすることが多い月ですね』
「旧暦なら5月なのに不思議です」
『旧暦の大祓の日は、今の8月だから葉月ですね』
康代はホログラム携帯から調べてみた。
「葉月は、稲の穂を張る月から来ているみたいよ」
『先生の得意分野でしたわ』
「神聖の田園も忙しくなる季節ね」
『先生、今回は何もお手伝え出来なくなってすみません』
「いいのよ康代さん、神事は神社のお仕事で巫女もいますから」
『そうでしたーー 』
「聖女の康代さんの目に見えないパワーは千人力ですわよ」
『先生、おからかいにならないでください』
「やっぱり聖女さまは違うでござる」
『あら、静女いつの間にか現れて忍者みたいね』
「拙者は康代の側近でござるよ」
『静女、ごめんなさいね』
「康代殿、大丈夫でござるよ」
『明日は配役の発表日ですわ』
「そうね、後半の二日間が合わせ稽古になるのでしょう」
『みんなに提案があるのですが』
「夕食でござるな」
『静女の直感は国法級ね』
「左様でござるか」
『学園寮で夕食をご一緒しませんか』
秋野先生を含めて、みんなが同意した。
『利恵、秀美、光夏にも声をかけてみましょう』
「拙者が、ひと飛びでお誘いするでござるよ」
天女の静女は、一瞬で消えていた。
「やっぱり、忍者ね」
秋野先生が珍しく呟き、一同も頷いた。
「夏も直ぐね。日陰と追いかけっこの季節ね」
まだまだ日没には遠い時間だった。
康代たちは秋野先生、姫乃さん、和泉さんと待ち合わせ時刻を決めて、学園寮の食堂で落ち合うことになった。
『安甲先生、姫乃さん、和泉さん、じゃあ後ほど』
⬜︎⬜︎⬜︎
康代と信美は、中庭から生徒会室に移動した。
静女が、利恵、秀美、光夏と執務室の青いソファに腰掛けていた。
「それでね。夕食会、良いでござるね」
『静女、今夜は、6時に落ち合うことになったのよ』
「日没前でござるな」
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三日月未来




