第48話 新しい交流の始まり
まえがき
第48話 新しい交流の始まり
改編2026 「女子高生は大統領〜転生女子高生」
この小説の改編前の元タイトルは
「女子高生は大統領」の26話
第九章【二十六】宝田劇団のオーディション
自作小説を書き直して別作品としています。
大幅に割愛加筆分割しています。
三日月未来
実技試験のあとで簡単な面接が行われ合否は休憩時間のあとに別室の楽屋で言い渡された。
30分後、彼女たちは番号順に一人ずつ呼ばれた。
「次は、織畑さん、お願いします」
「はい、織畑です」
「結果だけ、お伝えします」
「お稽古へご参加ください。台本をお渡しします」
「ーー 厳しい練習になりますが頑張って下さい」
「ありがとうございます」
織畑のあとに、徳田、姫乃、和泉が順に続いた。
結果は、織畑と同じだった。
オーディション通過は4名だけだった。
午前中から始まったオーディションが終了したとき、神聖女学園のグランドは夕日に染まっていた。
⬜︎⬜︎⬜︎
7月1日から始まるはずだった予行練習は4日間に変更され6月30日になった。
予備日が7月4日、本番が7月5日の予定は変わらない。
姫乃、和泉、織畑、徳田の4名は束の間のひとときをショッピングセンターのカフェで過ごすことに決めた。
姫乃が徳田と織畑を労う。
「生徒会のお仕事も大変なのに、演劇までお手伝いして頂いて嬉しいですわ」
『姫乃さん、最初にお伝いをお願いしたのは生徒会ですので気になさらないでください』
「私の予想通り、この4人になりましたね」
「織畑さんも、徳田さんも、高等部では演劇されていないので気になっていましたわ」
「姫乃さんに気にされるような器じゃありませんが」
『私はともかく、信美は演技上手です。こんな時代じゃなければ演劇部でしょう』
「康代の悪い癖が出たわよ」
『お化けはいませんよ』
「褒め殺しと言うお化けですよ」
姫乃と和泉が信美の言葉に笑い転げる。
「ああーー 徳田さん、お二人の間合いが絶妙なので、つい失礼しました」
「姫乃部長の言う通り、呼吸がピッタリで羨ましいですわ」
『ところで予行練習が1日増えましたがーー 配役の発表はどうなるのでしょう』
「端役なら配役は無いでしょう。でも台本は絶対ですからね」
「主役も助演も宝田劇団のスターがされるでしょうからーー 私たちの立ち位置は新人劇団員の下くらいでしょう」
『姫乃さんに言われて、肩の重しが少し軽くなりました』
「お二人とも、緊張場面を私たちよりこなしているのにね」
『それとこれとでは違いますよーー 食べ物の別腹くらい違います』
「康代の例えは、おかしいですがーー 別物と言う意味は確かです」
「じゃあみなさん別腹と言う事でーー オーダーを追加しましょう」
姫乃の案に賛成して全員がスイーツを追加した。
お稽古で代謝されるエネルギーの事前補給と言う名目で・・・・・・。
演劇部と生徒会の間に新しい交流が始まった。
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三日月未来




